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2024.09.29
バスケ

【男子バスケ部】ホームゲーム リバウンド意識と速攻 自分たちのバスケットで勝利

〈第100回関東大学バスケットボールリーグ戦=9月28日 専修大学生田キャンパス68―51山梨学院大〉

▲終了間際に攻める齋達也(文4・東北学院高)


 リーグ戦を6勝3敗で迎えた試合、専大は山梨学院大と対戦した。前半は競りつつも、リバウンドとディフェンスへの強い意識で36-25とリードを維持する。前半とは異なり中盤では攻めの姿勢を見せた。第4Qで連続失点をするものの持ち堪え68-51で勝利した。

▲ディフェンスをする松野遥弥(経営3・桜丘高)


 前半はうまく波に乗れず得点差が広がらなかったものの、専大が意識しているリバウンドとディフェンスが輝いた。市場脩斗(文4・市立船橋高)は「チームとしてもリバウンドを一番大切にしていたので、しっかりできて良かった」と話す。

▲シュートを打つ市場


 試合中盤では、チーム最多の20得点9リバウンドを獲得した介川アンソニー翔(商2・開志国際高)が得点を伸ばした。「自分たちのバスケをやれて、いい感じに連携が取れていて速攻もできた」と自身の武器で戦えたことを話す。「最初の入りが良かったので、一気に離せるところは離したいと思って自分たちで走って速い展開を意識した」と市場は振り返る。

▲14本中12本フリースローを沈めた介川


 第4Qでは、松野遥弥(経営3・桜丘高)が3ポイントを決めるも、連続失点により苦しい展開となった。介川は「自分たちっぽくないバスケで、ディフェンスとオフェンスが崩れてしまった」浅野ケニー(経済4・洛南高)は「バイウィーク明けで少しチームの勢いが消えかけた状態での試合だった。相手の心を折り切れていなかったことが失点につながった」と振り返る。

▲相手のプレッシャーに耐えながらボールキープする浅野


 佐々木優一監督は試合を振り返って「相手の得意な攻め方をさせないことで、厳しいシュートを打たせてセカンドチャンスを与えないことをゲームプランに掲げていて、前半はそれができていた。途中オフェンスに意識が向きすぎてしまいリバウンドの部分ができない時間があった」と課題を語った。今試合を3rdユニフォームで挑んだことについて「僕とかが現役時代にホームゲームや決勝で黄色のユニフォームを着ていて、そのイメージを持って原点を思い出して今年掲げている専大らしさを表した」と過去と重ねて楽しそうに話した。

▲原点回帰を連想させるユニフォーム


▲円陣を組み士気を高める選手たち


 次戦に向けて浅野は「自分も4年生でチームを引っ張る立場だったので、最後のホームゲームで自分の4年間の集大成を見せたい」と想いを話す。

 次戦は9勝1敗で首位を走る日体大と対戦する。


文=櫻井美虹(人2)

写真=髙野葵葉(文3)