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〈令和６年度秋季・関東学生卓球リーグ戦 ９月11日＝港区スポーツセンター〉
秋季リーグ前半戦の最終試合は早大と対戦。カットマンが多い相手との対戦に、昨日以上に気合を入れた選手たちは出澤杏佳（文４・大成女子高）の勝利で勢いをつけ、４―２で見事に勝利を収めた。
▲試合前、整列する選手たち
秋季リーグ第５戦は主将の出澤から始まった。カットマンとの対戦にドライブ攻撃で圧勝し、ストレートで下した。２番には伊藤みちる（文３・慶誠高）を起用するも、相手選手のサーブに対応しきれず０―３で敗戦した。ここで３番手には村松愛菜（文１・富田高）が起用される。カットマンとの対戦に苦戦を強いられフルセットにもつれるも逃げ切り３―２で勝利。
▲今秋季リーグでは初めて試合に出場した伊藤
▲喜ぶ村松
団体戦の鍵となるダブルスでは出澤・首藤成美（文１・希望が丘高）ペアが笑顔で登場。２セット目を取られるも、その後相手を寄せ付けずセットカウント３−１で勝利した。ダブルスの試合を振り返り首藤は「昨日は相手に対策されてしまい負けてしまった。気持ちの面でも弱くなってしまったところがあったのでしっかりと話し合った」と昨日の敗戦からペアの出澤と調整を進めたことを語った。
▲出澤（右）、首藤（左）ペア
ダブルスの勝利により、団体戦の勝利に王手をかけた専大は陳ケ尾真子（文３・和洋国府台女子高）が登場。ここでもフルセットになるが一歩及ばず敗戦した。両者譲らぬ戦いに幕を下ろしたのは、ルーキー首藤であった。相手選手に１セット取られるも、最終セットは11―３で圧勝し、秋季リーグ前半戦を白星で飾った。
▲試合の大トリを飾った首藤
早大戦を振り返り加藤監督は「首藤が勝てるかわからない相手であったが勝ってくれてよかった」と春先からチームを救ってきた首藤を労った。１年生ながら試合の大役を務める首藤は「春季リーグは最初の試合でどういう選手がいるか手探りの状態であったが、秋季リーグでは対策をしてきたため自分の思ったプレーができた」と日頃の練習の成果に自信をつけた。
次戦は23日の日体大戦。秋季リーグ前半戦を全勝で終えた専大は、後半戦も駆け抜ける。
文、写真＝中島胡春（ネット２）
