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2024.09.13
卓球

【卓球部・男子】流れを変える大きな1勝 

〈令和6年度秋季・関東学生卓球リーグ戦 9月11日=港区スポーツセンター〉

 9日から開幕した秋季リーグ第5戦は法政大と対戦。第1試合と第4試合のシングルス、第3試合のダブルスを落としたものの、4―3で勝利した。


1番手の門脇康太(文3・明豊高)はドライブで流れを掴み、フルセットまで持ち運んだものの、2―3と惜敗。

流れを変えたい2番手はキャプテンの野田颯太(文4・育英高)が戦った。1セット目を9―11で取られてしまったが、その後はチキータの成功率が高まり、3-1で勝った。

3番手は田中京太郎(文2・静岡学園高)だった。1.2セット目は速いテンポで試合が進んでいき、迎えた3セット目。打ち合いを制して見事ストレートで勝利。

▲ガッツポーズをする田中


4番手はダブルスで野田、木塚陽斗(文1・明豊高)が出場。木塚の華麗なスマッシュや野田のチキータが決まったものの、8―11と1セット目を取られた。2.3セット目を取り返し、5セット目に野田のフォアハンドが光るも、2―3で敗退。

▲野田のチキータが決まった瞬間


5番手のルーキー木塚はミスが目立ち、1セット目を落とした。続く2.3セット目は乱打戦になり、粘り強く戦ったが、ストレートで敗れ、試合を振り出しに戻された。

後が無くなった専大の6番手は溜大河(経済1・静岡学園高)であった。1セット目から積極的に攻撃をしていった。甘い球は見逃さずに打ちにいき、見事にストレートで下した。

▲積極的に攻撃をする溜


ここですべてが決まる7番手を任されたのは、星優真(文3・東山高)だった。1セット目から互いに一歩も譲らぬ展開となった。高速ラリーを制し、3―0で勝利。この結果、4―3専大の勝ちとなった。

▲試合後、整列する選手ら


今回の試合を振り返り野田は「“総合力”というか、みんなのチカラで勝てることが今のチームの強みだと思うから、それを全面に出していこうという話をした」と語った。23日に行われる次戦について「2敗してしまったけど、まだもしかしから優勝の可能性もあるし、とにかく今はここ(前半戦)で勝って終われたというのを1つプラスに考えて、後半戦までの期間は明大、日大と強い相手に勝つという気持ちだけでひたすら練習をしたい」と頼れるキャプテンは強く意気込んだ。

次戦は23日の宿敵・明大戦。前半戦の最後を白星で飾った専大は、その勢いで進み続ける。



文=大石真碧(文1)

写真=中島胡春(ネット2)