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2015.09.24
準硬式野球

【準硬式野球部】春優勝の中大を相手にあと一歩のところまで迫るも惜敗

 9月20日、上柚木公園野球場にて秋季リーグ戦対中大1回戦が行われ、初回に先制された専大は、一時は同点に追いつくも4回に突き放され、7-8で惜しくも敗れた。


【試合結果】

中大|300 500 000|8

専大|012 200 002|7


 この日は、先発の岡本和記(商3・金光学園高)が立ち上がりから苦しむ。初回、先頭打者にいきなり四球を与えてしまうと、その後は守備のミスが相次ぎ、3点を先制されてしまう。

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▲先発した岡本


 専大も2回、5番の大信翼(法3・新潟明訓高)がヒットで出塁すると、7番・福井亮太(商2・県岐阜商高)が左中間を破るタイムリーを放ち1点を返す。


 さらに3回にも、先頭の金子翔馬(法3・新潟明訓高)がヒットを放つと、4番・風見健太(経営3・竜ヶ崎第一高)と6番・神山琢郎(経営2・県岐阜商高)に連続でタイムリーヒットが生まれ、同点に追いつく。


 しかしながら、やはり先発の岡本が安定しない。4回には四死球でランナーを貯めてしまうと、その後も相手打線が繋がり一挙5点を奪われてしまう。スコア3-8となったところで岡本は無念の降板。梶田智之(商3・県岐阜商高)がマウンドに上がり後続を抑える。


 このままでは終われない専大は、その裏の攻撃。金子の二塁打などで一死二三塁のチャンスをつくると、2番・阿部竜希(経済2・専大北上高)の右中間への二塁打でたちまち2点を返す。


 その後の試合は打って変わって投手戦となる。専大は梶田が6回、7回を連続で3者凡退に打ち取るなど好投を見せ、8回途中に交代した阿部拓磨(経営1・専大松戸高)もまた1回2/3を0点に抑えた。

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▲2番手の梶田。ピンチの場面での登板も後続をきっちりと抑える


 打線も5回以降は黙りこんでしまう。そんな均衡状態を脱したのは9回だった。この回、3点を追う専大は、一死から風見がヒットで出塁すると、大信も続き、最後のチャンスをつくり出す。この場面で打席には、先の打席でタイムリーを放っている神山。2ボールから3球目を叩いた打球は、ライトの横を抜け、二塁打となり2人が生還。土壇場で1点差にまで詰め寄る。しかし、反撃はここまで。最後のヒット一本が出ずゲームセットとなった。

Image title▲2つのタイムリーヒットを放った神山


椎谷祐貴主将(経営4・県岐阜商高)のコメント

「打線の良い中大を相手に点を取られるのは仕方がないので、しっかりと打ち勝とうという話をして試合に望んだ。今日の失点はすべてミスから生まれたもの。自分たちでピンチを作らなければ、今後今日ほど点を取られることは無い。打線については、打ち合いで詰めが甘く一点差の試合が多い。ここぞの一本が打てるようなチームになりたい」


神山琢郎選手のコメント

「(3回の同点打について)狙い玉は絞っていなかった。高めに浮いた甘い球だったのでしっかりと打った。(捕手として)先頭を出さないように気をつけていたが、1回も4回も同様に四死球から得点を許してしまった。この反省を今後に生かしていきたい。そして、投手を助けられる配球でチームに貢献したい」

(木村健人・商2)