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9月24日、曇り空の中、東都大学秋季リーグ対日大戦第2試合が神宮球場で行われた。
両者点を譲らないシーソーゲームとなったこの試合は、延長の末に2-0で敗戦となった。
この試合、先発となったのは今季初先発となった勝田翔紀(商1・大社高)。
勝田は1回と2回にランナーを迎えるも、後続を断ち、その後も5回まで日大打線を見事無失点に抑えた。
△初先発の勝田
6回からは、大野亨輔(商4・星陵高)が登板し、9回まで無失点の好投を見せる。
△６回から登板した大野
打撃でも4回には5番・渡辺和哉（経営４・文星芸大附高）の四球から6番・福田晃規（商４・県立岐阜商高）のヒットで1・3塁の場面を作る場面や、今季初めての1番での起用となった高崎健太(経営4・常葉菊川高)の右中間への2塁打など、チャンスは見られたが、後続が続かず、日大の投手の東から点を奪うことができなかった。
そして迎えた10回表、専大は1死満塁から日大の4番京田から犠牲フライ、5番松下に適打を打たれ2点を奪われた。
その裏の攻撃、専大は得点をあげることが出来ず、結果試合は敗北し、大野は今季初の黒星となった。
試合を振り返って監督は、
「しょうがない。打てなかった。ちょっとした隙を突かれてしまった。ただ、勝田については大収穫だった。普段出ていない選手を起用できたことも良かった」
と前を向いた。
監督の言うように試合こそ負けはしたが、勝田という新戦力が活躍したことは大きな意味があった。
試合後、勝田は、
「初登板で緊張もあったが、守備にも助けられ、いい経験になった。次の登板の際には相手を凡退に抑え、自分の投球で守備から流れを作るようにしたい」と語った。
今や専大投手陣の顔である高橋礼(商２・専大松戸高)も、去年の秋から登板し、結果を残している。今後も期待の1年生の投球に目が離せない。
（峯村竜河・法２）
