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〈2024年度春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦 対法大=5月18日 慶応義塾大学日吉キャンパス 専大0ー3法大〉
春季リーグ残り2戦となった専大は法大と対戦した。第1セットは序盤から連続得点を奪われるも離されることなく試合を進めた。中盤には連続得点でリードする場面もあった。しかし、終盤に法大に連続得点を重ねられ逆転を許す。デュースにまで持ち込むもこのセットを先取される。第2セットでは中盤に連続得点を許すと、終盤一時追いつくが、相手のブロックに阻まれこのセットも落としてしまう。後がない第3セットでは序盤から連続得点を許し点差をどんどん離されていった。終盤連続得点で最大7点あった点差を1点差まで詰め寄るが終盤にも連続得点を許し第3セットも取られ、ストレートで敗戦となった。
▲エンジンを組選手たち
第1セットでは中盤までは互いに譲らぬ展開であった。終盤では専大が連続得点を取り、先に20点に乗った。しかし、そこから法大の連続得点で逆転され、試合の流れも法大に傾きだした。流れを切りたい専大は、タイムアウトを使い切り替えを試みた。タイム後にリリーフサーバーで入った町浦陽介(経営3・日南振徳高)のサーブでブレイクを取り、同点に追いついた専大はデュースにまで持ち込んだ。だが、法大のサーブとブロックに苦しみ、ブレイクを許し、第1セットを落とした。
▲レシーブをする水野栄登(商3・岡谷工高)
▲スパイクを打つ新居
続く第2セットでは徐々に相手のペースになっていった。専大も2回のタイムアウトを使い、一時流れを引き寄せるも相手のブロックに苦戦しこのセットも落としてしまう。あとがない第3セットでは中盤に連続得点を許し点差を離される展開となる。しかし、専大のタイムアウト後相手のミスが重なると、今度は専大が堀内大志(文3・日南振徳)と堺爽人(文4・佐賀工高)を中心に得点を重ねていく。同点にまで追いつくもそこからは相手に連続得点を許し、逆転出来ず、第3セットも落としストレートでの敗戦となった。
▲サーブを打つ堀内
▲スパイクを打つ堺、打点の高さが際立つ
試合後堀内は「先週勝って気が抜けた試合だった」とチームの雰囲気を話した。また、ブロックに苦しめられた試合展開については「もっと打ち方を工夫してたら勝てた試合だった」と振り返り、次戦については「自分がチームを引っ張っていきます」と、強い意志をみせた。真ん中のクイック攻撃が多かった法大について、新居良太(経済2・開智高)は「クイックにコミットで飛んであげさせないようにした。相手(の攻撃)が2枚になった時はレフトにミドルがよるようにしたが、あまりハマらなかった」と今日のブロックのシステムを明かした。次戦については「最初から自分たちのバレーをやっていく」と今日の反省を含めて意気込みを語った。
文・写真=山中美琴(文2)