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〈2024年度春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦 対中大=4月21日 慶応義塾大学日吉キャンパス 専大3ー2中大〉
前日明大にストレートで敗戦した専大は、今大会負けなしの中大と対戦。第1セットでは序盤と終盤に連続得点を許しセットを取られると、第2、3セットでは流れを切り替え、中盤から点差を徐々につけ2セットを連続で取る。第4セットでは終盤に連続得点を許しセットを取られる。最終第5セットでは序盤から連続得点を重ね、そのままの勢いで第5セットを取り、今季2勝目を果たした。
▲喜ぶ選手たち
第1セットスターティングメンバー
OH:#1竹内、#11堀内
MB:#2堺、#17新居
OP:#19塚田
S:#5井出
L:#13水野
第1セットでは序盤に連続得点を許すと、そこから点差は縮まらず、終盤にも連続得点を許し第1セットを落とす。
第2セットからは堀内大志(文3・日南振徳高)を中心に得点を重ねながら点差を少しずつ離していく。セット中盤では、相手の勢いのつくプレーにタイムアウトを使いながら、確実に流れを切り、試合を進めた。終盤では堀内のスパイクと堺爽人(文4・佐賀工高)のブロックで連続得点を重ね、連続得点を重ね第2セットをものにした。
▲スパイクを打つ堀内
第3セットは終盤に堺のサーブが光った。相手を崩す効果的なサーブが入り、勢いに乗るとそこから6連続得点を重ねた。しかし、終盤に相手に連続でブロックポイントを決められ、点差を縮められるも堀内のスパイクで逃げ切り第3セットも獲得した。
▲スパイクを打つ堺
第4セットではサーブがなかなか入らず流れがつくれず、苦しい展開となった。セット中盤には連続得点を許しそのまま第4セットをとられた。
最終第5セットでは序盤から勢いに乗ると連続得点を重ね相手をどんどん突き放した。このセットでも堺のサーブが光り、相手のレセプションを崩した。勢いそのままに第5セットも取り、激闘の末、勝利し今季2勝目をあげた。
▲レシーブする水野英登(商3・岡谷工高)
試合後堀内と堺は共に「序盤から逃げずに攻められた」と声を揃えて話し、堀内は「昨日負けたので今日は絶対勝つという気持ちで昨日の夜からコンディションを整えた」と今日の試合の姿勢をあげ、第5セットについては「15点しかないので出だしで勝負して、絶対に勝つという強い気持ちだった」と語った。堺は調子の良かったサーブとブロックについて「ミスしないようにただ入れていただけ。ブロックは味方が攻めてくれたから絞りやすかった」と振り返った。今後について堀内は「集中力を切らさないこと。普段の練習から、決められた時間を集中して練習して次に挑みたい」と自身の集中力について課題をあげ、堺は「サーブ面からのディフェンスを強化したらもっと戦える」とチームでの課題をあげた。
文=山中美琴(文2)
写真=髙野葵葉(文3)