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〈2024年度春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦第2節 対日体大=4月13日 小田原アリーナ 専大3ー1日体大〉
初戦黒星スタートとなった専大は日体大と対戦。この試合ではフランスリーグのチームパリ・バレーでプレーしていた甲斐優斗(経営2・日南振徳)がチームに合流した。第1セットはなかなか試合の中で流れを掴むことができずにセットを先取されてしまう。しかし、第2セットからは両者譲らぬ展開を見せ、甲斐を中心に流れを確実に掴み3セットを連続で先取し今大会1勝目をあげた。
▲喜び合う竹内と井出と堀内
第1セットスターティングメンバー
OH:#1竹内、#7甲斐
MB:#2堺、#17新居
OP:#11堀内
S:#5井出
L:#13水野
第1セットでは試合開始直後から4連続得点を許した。その後も中盤と終盤に痛い連続得点を許し14ー25でセットを落とした。第2セットでは中盤流れを呼び寄せる7連続得点をあげるもその後徐々に点差を縮められる。しかし、中盤の貯金を守り切り、25ー23で第2セットをものにした。
▲スパイクを打つ堺
第3セットではデュースまでもつれ込む接戦であった。セット後半では相手に流れを渡さないため、両チームタイムアウトを使いながら試合は進められた。このセットを決定づけたのは井出脩斗(経済4・聖隷クリストファー高)のサーブであった。相手の前に落ちるサーブでサービスエースを取り、26ー24でこのセットを取りきった。
▲スパイクを打つ甲斐
▲トスをあげる井出
第4セットでは、序盤に甲斐が足をつってしまい交代してしまう。ここから相手に連続得点を許す状況となってしまい、点差を開かれた。この悪い流れを打破したのは堀内大志(文3・日南振徳高)であった。試合終盤に堀内のサーブから連続得点を重ね、流れに乗ると逆転に成功。最後は相手のサーブミスにより得点、25ー23で第4セットも取りきり、今大会初勝利を掴んだ。
▲スパイクを打つ堀内
試合を振り返って竹内慶多(経済4・開智高)は「優斗がいたからチームとしても勢いがあった。」と甲斐の存在の大きさを話しながらも「途中離脱してしまったがそこを断ち切れたのは大きい」と甲斐不在の中でも勝ち切れたことの大きさを語った。堀内は「1セット目は焦ったけど2セット目から会場の雰囲気に慣れて自分たちのバレーができた」と自分のプレーを振り返り、サーブに関しては「打ち切った」と話した。次戦に向けての課題については竹内は「レセプションで乱れることが多かったので(ボールを)自分たちのコートに繋げて自分たちの攻撃に繋げていきたい」と意気込んだ。
文・写真=山中美琴(文2)