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2022.12.11
バレー

【バレーボール部】2022年度バレーボール部終結 来年をみる期待の若手 Part1

〈12月7日 生田校舎総合体育館アリーナ〉

11月29日、武蔵野の森総合スポーツプラザで専大のインカレ初戦が行われた。対戦相手は東北で無類の強さを誇る仙台大学(宮城)。1セット目を25-16で取り順調なスタートを見せた専大であったが、2セット目はミスが目立ち23-25と取られてしまう。3セット目は相手の勢いが増してくるも、専大自慢の攻撃陣が躍動し25-23となんとか3セット目をものにする。専大にとってここで試合を決めたい4セット目であったが、仙大のスパイカーたちが調子を上げ、19-25と4セット目を落としてしまう。ファイナルセットでも仙大の勢いを止めることができず8-15、最終セット数2-3で、専大にとってあまりにも早い敗退となってしまった。


今回はインカレを終え、2022年度全ての大会を戦い切った専大バレーボール部に話を伺った。

▲スパイク練習


中村太陽(文4・大塚)

ーインカレ前のチームの雰囲気は

「チームの雰囲気は全体的に良かったが、(秋季リーグで)6連勝して少し気が抜けていた部分があった」


ーピンチサーバーとしての出場であったが、試合を振り返って

「スパイカーとして試合に出たかったが、ピンチサーバーとして出場することとなった。崩すことはできたがサイドアウトが取れず、(そのターンで)結果的に負けてしまった。もうちょっと何かできたのではないかと思う」


ー2022年度専大バレーボール部はどういうチームであったか

「去年とは違い、また自分が部長であることもあり、指示してやらせるというよりは自分たちで考えてやるようにしていた」


ー今後の中村選手の人生で、この4年間の活動はどのように活きるか

「4年間スタメンというわけではなかった。悔しかった部分も含めて、やっていければと思う」


ー来年のチームへの期待

「来年は甲斐兄弟が軸になって、さらに良い成績を残してくれると思う」

▲中村太陽選手


宇野木康貴(商4・城北)

ーインカレを振り返って

「秋のリーグまでスタッフとしてチームに帯同し、支える立場だった。監督から最後は選手として出るという話もいただいていたので、最後1ヶ月間頑張って、みんなで良いところまでいこうという話はしていた。だからこそ、ここで終わるのかという気持ちが強かった。後輩たちにはこれを踏み台にして、良い結果を出してほしい」


ー宇野木選手にとってのこの4年間はどういうものであったか

「あまり期待されていない選手だったので、1、2年生の頃はほとんど試合に絡めなかった。3年生になると空きがでたりして、メンバーとして登録され試合に出れるようになった。今年に入ってからは甲斐優斗選手がメンバーに入るようになり、自分はスタッフとして活動することとなった。裏方作業がメインな4年間であったが、関東大学1部リーグという、大学生までバレーをやっている人なら1番憧れる舞台に携われて、自分も1試合スタメンとして出場することができた。高校までとは全く違うレベルの環境に身を置けたというのは、これから先活かせる良い経験になった。(インカレの)結果としては悔しかったが、4年間としては悔いはない」


ー来年のチームへの期待

「本当に悔しい結果だったが、今年の主力は3、2、1年生で来年もやれる。今年の結果を盾に来年またさらに頑張って、優勝を成し遂げてほしい」

宇野木康貴選手


甲斐孝太郎(文3・日南振徳)

ースパイカーとして躍動していたが、インカレを振り返って

「4年生が(専大)コートにいない中、相手(仙大)は4年生がコートにいた。自分達の弱さがそういう部分で出たと思う」


ー2022年度専大バレーボール部はどういうチームであったか

「今年は去年に比べ、先輩後輩関係なく何でも言い合える仲だった。皆んなやりやすい環境だったと思う」


ー来年に向けて

「インカレで1回戦負けをしてしまったが、主力メンバーは残る。タイトルを狙って頑張っていきたい」

▲甲斐孝太郎選手

Part2へ続く→https://sensupo.com/news/detail/id/20584

文=北原倖多(文1) 

写真=高橋尚之(経営3)・千葉里央(文1)