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<第54回全日本大学駅伝対校選手権大会=11月6日 愛知県名古屋市-三重県伊勢市>
11月6日、全日本大学駅伝対校選手権大会(以下、全日本大学駅伝)が愛知県・熱田神宮から三重県・伊勢神宮を結ぶ全8区間、106.8キロで行われた。専修大学からは髙瀨桂(経営4・鳥栖工業)が日本学連選抜から選出。2区(11.1キロ)に出走し32分55秒、区間10番でレースを終えた。
▲ラスト1キロ付近を走行する髙瀨
専大としては第51回大会に日本学連選抜から出走した長谷川柊選手以来の出場となった
全日本大学駅伝は出雲駅伝、箱根駅伝と並ぶ三大駅伝であり出場権が全国にあるため、大学駅伝の日本一を決める大会と位置付けられている。6月に行われた関東地区の予選会では、チームとしての出場を逃した専大だったが、髙瀨が関東地区の代表として選出された。
当日は各校のエースが集う2区(11.1キロ)にエントリー。1区の亀田仁一路選手(関西大)から9位で襷を受け取ったがほぼ同時にスタートを切った井川選手(早大)と三浦選手(順大)に先行を許し、追い上げてきた國學院大にも抜かれ13位へ。レース中盤、髙瀨はペースの上がらない青学大と東海大を捉えるも東京国際大のエース丹所選手と東洋大石田選手に抜かれ最終的に12位、区間10位で襷を渡した。
髙瀨は「最低限の走りとなってしまった。他大のエースが区間9番以上。そこに食い込めなかった悔しさがある」とレースを振り返る。レース前は、一定の走りで押すことを考えていたものの、箱根駅伝予選会と比較して調子が上がりきっておらずイメージ通りの走りとはならなかった。しかし、このレースを通して「箱根に気持ちがぐっと向いた」と収穫も感じていた。
次はいよいよ箱根駅伝。主将として、エースとして最後の箱根路を良い結果で締めくくるべく走り続ける。
文・写真=相川直輝(文3)