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10月27日、リーグ最終戦。前回負けている白鴎大に対し、ディフェンスがうまく機能し、75-70で粘り勝つ。今日勝ったことによりリーグ成績は6勝12敗となり、入れ替え戦を回避することになり1部残留が決まった。
(スコア)
専大(13-16、24-17、20-13、18-24)白鴎大
(スタメン)
#6 渡辺竜之佑(経営1・福岡第一高)
#11 宇都直輝(経営2・中部大第一高)
#14 藤岡昂希(商4・市立船橋高)
#24 田代直希(商2・東海大浦安高)
#47 藤田弘道(経営2・福岡大濠高)
第1ピリオド、序盤は速攻から渡辺のゴール下シュート、藤岡のカウント、フリースローで幸先よく5-0とリードする。しかし、中盤はシュートがリングに嫌われ得点できない。その間に白鴎大#5柳川龍之介選手のカットインなどで7-8と逆転される。それでも、終盤は宇都のミドルシュート、カットイン、フリースローで得点し13-16の3点ビハインドで第1ピリオドを終える。
第2ピリオド、序盤は田代のカットイン、渡辺のオフェンスリバウンドからゴール下シュートなどで得点するが、白鴎大も#1大釜賢治選手のカットインなどで得点し、点の取り合いとなる。中盤は宇都が果敢に攻めフリースローをもらい、それを決め着々と得点する。専大も宇都のフリースロー、#0大澤歩(〇4・静岡学園高)の速攻からレイアップシュートを決め34-33と逆転する。また、激しいディフェンスで白鴎大のオフェンスを止め、終了間際、宇都のミドルシュートが決まり、37-33の4点リードで前半を折り返す。
第3ピリオド、序盤は宇都のゴール下シュート、カットインなどで得点する。ディフェンスでは白鴎大にことごとくオフェンスリバウンドを取られるが、なんとか抑え得点されない。中盤、渡辺のポストプレーから得点すると、藤田、藤岡がシュートを決め一気に点をはなす。終盤は大澤のジャンパー、藤岡のゴール下シュートなどで得点し、57-46と11点リードで第3ピリオドを終える。
第4ピリオド、序盤は大澤のジャンパーなどで得点するが、徐々にファールが多くなっていき、専大はタイムアウトをとり選手たちを落ち着かせる。タイムアウトあけの中盤は宇都のカットインなどで得点する。白鴎大も負けじと、柳川選手を中心に得点する。終盤は藤岡のカットイン、宇都のカットインなどで得点するが、白鴎大の#15白濱僚祐選手にダンクシュートを決められるなどして点差を縮められる。残り50秒で専大はタイムアウトを取る。タイムアウト明け、白鴎大はファールゲームに持ち込むが専大は着実にフリースローを決める。75-70で見事に最終戦を勝利で飾った。
(中原監督のコメント)
「白鴎大は波に乗っているチームだったが、勝ててよかった。選手はよく頑張った。入れ替え戦を回避できたことはチームにとって大きい。(今年のリーグ戦は)チームのほとんどの選手が経験のない選手たちだったので苦しいシーズンになることは始まる前からわかっていた。宇都が怪我をした間に、キャプテンの大澤を中心に2勝できたことが1部残留に大きく影響していると思う。昨日の明大戦ではディフェンスがうまく機能していなかったので勝ちたいならディフェンス、リバウンドをしっかりやろうと選手に伝えた。(インカレでは)1部に残留したことにホッとしないでトーナメントを戦っていきたい。ディフェンス、リバウンドをしっかりやって去年より上にいきたい」
(宇都選手のコメント)
「(今日の試合は)疲れた。藤岡などの選手が調子よかったと思う。後半はどんどんシュートを狙いにいこうと思った。(怪我の影響は)練習できるようになってからシュートを打ちまくったら入るようになった。1ヶ月休んだので後半はヘロヘロだった。(昨日の明大の)中東選手のディフェンスもきつかった。(今日の試合内容でチームでは)ディフェンスやルーズボール、リバウンドをがんばれた。(個人では今日も32得点したが)ダメなところばっかりだった。(インカレでは)しっかり準備して上位を狙いたい」
試合中、宇都は相手からのファールに熱くなり一時チームメイトから抑えられるシーンもあった。しかしそれは絶対に試合に勝ちたいという表われだと思う。チームは1部残留が目標ではないはずだ。来年は絶対的エースが抜けるが、チーム一体となって勝ち続けてほしい。
(文1・阿部 理志)