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2014.01.18
バスケ

東海地区3位常葉大との互角の戦いを制し、1回戦突破

 11月26日、大田区総合体育館にて全日本大学バスケットボール選手権大会常葉大戦が行われた。試合終了まで互角の戦いを繰り広げ、82-79で激戦を制し、2回戦進出を決めた。

 

 第1ピリオド、#6渡辺竜之佑(経営1・福岡第一高)、#11宇都直輝(経営2・中部第一高)の得点を中心にシーソーゲームの試合展開で幕を開けた。終盤、常葉大が加点し、20-22で一歩リードされ終える。

 第2ピリオド、序盤、果敢にリングに攻め込むもののゴールに嫌われる場面が目立った。しかし、#11宇都がフリースローを確実に決め、#0大澤歩(経済4・静岡学園高)の3Pシュートを含めた7得点の活躍で流れをつかむことに成功する。さらに途中交代した#69湊大樹(経営4・能代工業高)の積極的なプレス攻撃でオールディフェンスを上手く機能させ、交代以降の3分間をわずか1ゴールに封じ込む活躍を見せた。この甲斐もあり、このピリオドを今試合最少失点の17失点にとどめ45-39で折り返した。

 第3ピリオド、内外の出し入れを有効に使いながら加点し、点差を広げて試合を優位に進める。しかし、残り3分に差し掛かると味方のバイオレーションやオフェンスファウル、常葉大の3Pシュートでじりじりと点差を縮められてしまう。ゴールにも見放され苦しい展開となりながらも、相手に完全にリズムを持っていかれることなく7点差を守りぬき、66-59と専大リードで終了する。

 最終ピリオド、序盤から常葉大に第3ピリオドでつきかけた勢いを再び戻され、開始5分で3点差に詰め寄られてしまう。堪らずタイムアウトをとり、流れを引き寄せたい専大であった。ところが直後に3Pシュートを決められ、ついに75-75と同点にされてしまう。ここで一歩も譲れない専大は#6渡辺が味方の外したシュートからすかさずリバウンドを奪い、ゴール下のシュートを決める。さらに#24田代直希(商2・東海大浦安高)がバスケットカウントを奪い、残り3分で4点のリードに広げる。しかし、残り1分48秒、常葉大#2会沢が3Pシュートを決め、79-79と再び振り出しに戻ってしまう。息を呑む試合展開の中、#47藤田弘道(経営3・福大大濠高)がファウルをもらいフリースローのチャンスを得て慎重に1本を決め、再び勝ち越す。さらに追加点がほしいところで#11宇都がファウルをもらいチャンスを得る。さすがエースと言える確実なシュートで2本を決め、82-79で勝利をつかんだ。


 リーグ戦終了後に監督がチームの課題として挙げた“ディフェンス”と“リバウンド”がこの試合を決定づけたであろう。特に#6渡辺がリーグ戦とは打って変わって、0ファウルでフル出場を果たしたのが大きかった。ファウルのリスクが高いポジションであるが、今日のような結果を残せばまだまだ上は狙える。オールディフェンスを敷き、積極的なプレス攻撃を含めた戦略は非常に効果的だった。そして完全復活を遂げた#11宇都の26得点の活躍も忘れてはならない。大学生活最後のインカレで専大を頂点に連れて行ってもらいたい。

 

○専修大学82-79常葉大学×

1P     (20-22)

2P     (25-17)

3P     (21-20)

4P     (16-20)

(齊藤 麻莉奈・経営1)