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2021関東大学アイスホッケーリーグ戦 対立教大学=11月14日、ダイドードリンコアイスアリーナ
リーグ戦4戦目にして掴んだ初勝利は、見事なまでの大勝だった。
立教大学との対戦となった専修大学は、リーグ戦3戦目までで未だ勝利なし。何としても勝利が欲しいなかで試合が行われた。
主将の#8滝本瑛士(法4・軽井沢高)が「第1ピリオドで試合を決めるとみんなに伝えた」と試合後に語っていた通り、試合開始から危ない場面をほとんど見せず、開始10分間で3点のリードを奪うことに成功する。
その後は立教大学に1点を返されるが、#31金田岳大(法3・日光明峰高)を中心に最少失点で守りきり、第1ピリオドを3-1のリードで終えた。我慢の時間帯は#31金田を中心に守り切る。
しかし、続く第2ピリオドは開始30秒ほどで失点すると、3分には3-3の同点に追いつかれてしまう。
立教大学を流れに乗らせまいと、専修大学はすかさずタイムアウトを要求。
「一回落ち着こう、やれることはやっている。気持ちを切り替えていこう、という話があった」と#8滝本がいうように、専修大学ベンチでは力強い声が響いている様子がみられた。
するとこのタイムアウトを境に専修大学は流れを呼び戻し5点を追加。
第2ピリオドを8-3の大量リードで終えるほどの積極性をみせる。▲主将の#8滝本がチームを引っ張る
最終第3ピリオドも1失点はしたものの、安定した戦いで4点を追加し12-4の大勝で試合を終えた。
≪スコア≫
1P 3-1 (シュート数 17-12)
2P 5-2 (シュート数 20-7)
3P 4-1 (シュート数 21-4)
専大12-4立教大 (シュート数 58-23)
次節は青山学院大学との対戦。
リーグ最終戦となるこの試合に向け#8滝本は「最終的に勝利につなげられるように、今回の試合のように序盤から攻めて、どんどん体に当たっていくようなホッケーをして勝ちたい」とコメント。
この日集まった観客たちを魅了した、積極的なホッケーで次節も勝ちを期待したい。
(原熙・文1)