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4月12日に第56回YC&AC JAPAN SEVENSが横浜YC&ACグラウンドで行われた。
昨年度の同大会で準優勝している専大であったが、今年はベスト8で大会を終えた。
出場登録選手
#1 奥田 一哉(商3・専大松戸高)
#2 吉國 貴一(経営2・常翔学園高)
#3 松土 治樹(経済2・日川高)
#4 中島 陸斗(商2・東福岡高)
#5 水野 佑亮(商2・法政二高)
#6 田辺 雅文(経営3・長崎北陽台高)
#7 小田 生樹(商2・佐賀工高)
#8 徳田 隆之介(経営2・東福岡高)
#9 野田 高陽(経営4・東福岡高)
#10 松永 勇基(経営3・常翔啓光学園高)
#11 太田 涼介(商4・石見智翠館高)
#12 松浦 祐太(商1・小倉高)
初戦の相手は、トップリーグイースト1部に所属している釜石シーウェイブスとの対戦。前半開始早々、奥田が左サイド突破し幸先よく先制するも、その後続けざまにトライを決められ逆転を許す。前半終了間際に何とか野田のトライを決め、専大も負けじと釜石シーウェイブスに食らいつく。10-10の同点で前半を折り返し、後半は打って変わって専大のペースで試合が進む。後半2分、セブンス主将の田辺のトライで逆転に成功し流れを引き寄せると、後半4分には吉國がトライ。試合終了間際にこの試合野田の2本目となるトライで勝負あり。後半途中、釜石シーウェイブスに意地のトライを決められる場面もあったが、31-17で初戦を突破した。
準々決勝の相手は早大。早大は日本選手権を4度制したことのある強豪校で、専大とは所属するリーグが異なるものの、大学ラグビー界を長い間牽引してきた名門校だ。「選手は気負いすぎていた」と村田亙監督が試合後に振り返ったが、前半から早大に2トライ2ゴールを決められ、出鼻を挫かれる。それでも専大は前半6分に徳田が意地のトライ。後半への望みを繋ぎ、前半を7-14で折り返す。しかし後半も立て直すことができず、後半2分にトライを決められ先手を取られる。その後、素早い切り返しで相手選手を翻弄した田辺がトライを決めチームを奮い立たせるも、その後は3連続トライを早大に決められ、健闘するも14-40で敗れた。
▲釜石シーウェイブス戦で逆転のトライを決めた田辺
▲釜石シーウェイブス戦で先制とダメ押しの2トライを決めた野田
村田監督のコメント
――今日の試合を振り返って
「釜石戦は選手たちには『しっかり勝とう』という話をしてきたので、まずはその通りになってよかった。中々対戦する機会のない社会人チームが相手であっても気劣りすることなく、選手たちは果敢に攻めることができたのではないか。ボールを継続して持ち、外まで広く使う、まさにプラン通りの試合運びができた。
早大戦はリアクションの早い相手を前にして、少し気負ってしまうところがあった。また、焦りとかそういうところも見られた。後半で先手を取れていれば同点にすることができていただけに、十分な勝負することができていたのではないか。けれど、早大相手によく戦えたと思う」
――今大会の位置づけは?
「2015年シーズン初の公式戦ということで、色んな選手を試したいというのはあった。ただ、今日のメンバーが15人制でも中心になるかと言えばそうとは限らない。それに今日の試合で選手たちもわかったと思うが、まだ少しフィジカルの面で劣る部分があるので、そこが現状の課題」
――次週(東日本セブンス)に向けて
「初戦の中大戦は負けられない。もちろん上を狙って戦っていきたいし、それだけのポテンシャルを持った選手たちだと私は思っている」