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4月16日、ダイドードリンコアイスアリーナにて秩父宮杯第63回関東大学アイスホッケー選手権大会が行われ、神大と対戦した。
専大は、第1ピリオドに5得点を挙げ勢いに乗るとそのまま攻撃の手を緩めず、この試合12得点、シュート数61と圧倒的な攻撃力を見せつけた。
《スコア》
1P 5−1(シュート数24ー7)
2P 3−0(17ー7)
3P 4−0(20ー5)
合計12ー1(61ー19)
第1ピリオド、開始早々、神大にまさかの先制点を許すが、開始4分、#12松浦輝(法3・東野高)がゴール手前に放ったパックを#19望月哲門(法3・北海高)がねじ込み、同点ゴールを決める。その後8分に#29中澤勇祐(法1・駒大附苫小牧高)が好機を生かし初ゴールを挙げると、試合の流れは専大へ。11分には#48立花丞(法1・東北高)が放ったシュートを#23福島健一(経済2・北海高)が押し込み追加点を奪った。中盤には神大にパックを占有される場面が増えた専大だったが、#44高野一樹(経済3・清水高)の好セーブで凌ぎきる。依然として試合の主導権を握るのは専大。18分、19分と第1ピリオド終了間近に連続得点を奪い、5−1で第1ピリオドを終えた。
▲初ゴールを挙げた1年生#29中澤
第2ピリオド、開始5分に#10三浦真一朗(法3・東北高)#11東山哲士(法3・北海高)のアシストから#14金子力(法3・日光明峰高)がゴールを奪い、第2ピリオドも専大ペースの試合展開が続く。しかしその後は、ゴール前まで攻めるもののなかなか決めきれない。開始14分、得点が欲しい場面で相手の反則により※パワープレーのチャンスが訪れる。そこで決めたのは#23福島。開始15分#12松浦、#4浜田晋太郎(法2・香川中央高)のアシストから#23福島が正確にゴールへ打ち込んだ。そこから更に勢いを増した専大は#14金子が今試合2得点目を挙げ、第2ピリオド終了。
※パワープレー:反則によるペナルティで相手チームに退場者が出た時に行う集中攻撃。
▲シュートを決めた直後の#14金子
第3ピリオドでは、第2ピリオドの勢いそのままに開始4分で#4浜田がこの試合2得点目を決める。開始5分、相手の反則プレーで再び専大優位の状況に。この好機を逃さず、#4浜田のアシストから#17佐藤僚介(法4・工大一高)のシュートが決まり、今試合専大10得点目を挙げた。その後も攻撃の手を緩めず、攻め続ける専大。開始9分に#10三浦が11得点目を挙げると、神大と10得点差がついた。その直後、#17佐藤のアシストから#4浜田が得点を奪い、見事ハットトリックを達成。神大に対し12得点を奪い試合終了となった。
▲ハットトリックを達成した#4浜田
高橋裕一監督
「新チームでの初勝利は素直に嬉しい。#29中澤や#4浜田の活躍は良かったが、先制点を取られたこと、献身的なプレーや体を張ったプレーができていないことは課題として残った。12得点は取ったが、戦う場所はここじゃない。今日の試合で全員が競争意識を明確に持ったと思う。心のゆるみを改善していきたい」
武田直道主将
「攻めに関して納得のいくプレーができたこと、ベンチの雰囲気などメンタル面の改善ができたことは良かったが、守りに関しては相手に合わせてしまい、一本一本防ごうというプレーが出来ていなかった。先制されたことが課題。ただ、チームの雰囲気も良くポジティブに前を向けているので、次戦に繋げていきたい」
3ゴール2アシストと大活躍の#4浜田
「一失点目は自分のせいだと感じていたので、取り返すつもりでゴール前で頑張っていた。取り返せたので良かった。チームも一回点が入ると勢いに乗っていくので、この調子で次戦も望みたい」
次はダイドードリンコアイスアリーナにて4月19日(日)17時30分より日体との試合が行われます!神大戦では一年生の活躍も目立った専大。次戦はどのような戦いを見せてくれるのか、注目です!応援よろしくお願いします!
(経営2・三嶋毬里衣)