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2018.12.25
アイスホッケー

【アイスホッケー部】冬季インカレ開幕する 笹川3ゴールの活躍で快勝

12月25日 第91回日本学生氷上競技選手権大会(冬季インカレ)ホッケー部門 ファーストディビジョン 1回戦 対東北学院大学 9-2


 全国アイスホッケー部の頂点を決める冬季インカレが開幕し、専大は初戦で東北学院大に勝利した。第1ピリオド3分に#19笹川健太(法2・日光明峰高)のゴールで先制に成功すると、#11東山凌士(法4・日光明峰高)や再び#19笹川のゴールで早くも3点を奪う。「この3点で勢いに乗れた」(中澤勇祐主将)というコメントの通り、第2ピリオドでは#3牧野玲旺(法1・北海高)らのゴールなどもあって4点を追加し、さらに点差を広げた。今日の勝利で弾みをつけた専大は、明日2回戦を迎える。対戦相手は明治大に決まった。

▲この日3つのゴールで勝利に貢献した#19笹川


≪スコア≫


1P 3-0 (シュート数 12-9)


2P 4-1 (シュート数 19-10)


3P 2-1 (シュート数 14-7)


専大 9-2 東北学院大 (計45-26)


≪ゴール≫

第1ピリオド

3分34秒 #19笹川健太

11分49秒 #11東山凌士

14分55秒 #19笹川健太


第2ピリオド

4分16秒 #11東山凌士

7分25秒 #77高橋佳也(法3・北海高)

9分53秒 #3牧野玲旺

10分30秒 #1大谷泰雅(法1・水戸啓明高)


第3ピリオド

14分45秒 #19笹川健太

15分34秒 #48石崎達也(商2・北海高)






 対戦相手の東北学院大はベンチ入りメンバーが13人と専大のおよそ半分だが、実力ある選手がそろっているチームである。トーナメントの初戦は何があるか分からないからこそ、展開次第では足元をすくわれる可能性もあった。それでも序盤から果敢にしかけて試合の主導権を奪い、試合終了まで離さなかった。

 

 第1ピリオド3分、キーパーから見て左側から#19笹川がやや遠い位置からシュートを放つ。パックはキーパー横をすり抜けてゴールに飛び込んだ。

 この1点に満足することなく、11分には#11東山がゴール近くから押し込むようにして2点目のシュートを決める。リーグ戦でも中心選手としてチームを引っ張ってきた2人が勢いをもたらした。東北学院大も追い上げにかかるも、ゴールキーパー#31須藤水晶(法3・北海道栄高)が相手のシュートを防ぎ、つかんだ勢いを手放さない。14分には#19笹川の2本目となるゴールもあって、序盤で大きくリードを奪った。

▲2点目のゴールを決めた#11東山


 こうなると試合の流れは専大に傾く。第2ピリオド4分に#11東山のシュートが決まると、そこから相手のミスもあいまって一気に4得点を奪い、試合を決めた。


▲6点目のゴールを決めた#3牧野(写真左)はその喜びを全身で表現した

 

▲第3ピリオド14分、シュートを決めた#19笹川(写真右)はアシストの#11東山(写真左)とタッチを交わす




 上々の試合運びで2回戦に進んだ専大。次の相手はである明大は、昨年のインカレ覇者であり、今年はグループAリーグで優勝もしている全国有数の強豪チームだ。今日以上に苦戦することは必至だが、1年間腕を磨き続けてきたのは専大も変わらない。今こそ王者を相手に、持てる全ての力をぶつけるときだ。


試合後コメント


高橋裕一監督

「1ピリオドで3点取れたこと、これが全てです。初戦なので緊張するかなと思いましたが、思っていたほど動きが硬くならず、ウチのリズムで試合ができました。最初は難しく考えず、シンプルにやろうと伝えていたのですが、それができてよかったです。次の相手はあの明治ですけど、びびることなく、最後まで体を張ってくれたらと思います」



主将・中澤勇祐(法4・駒大苫小牧高)

「(笹川・東山らがいる)1セットがうまく機能して点が取れたことで、いい感じに勢いに乗ることができました。試合の途中からだんだん全体の動きも良くなってきて、内容としても悪くなかったかなと思います。4年の#11東山がプレーでみんなを引っ張ってくれて、頼もしかったです。明大は強いチームなので、今日しっかり体のケアをして明日は万全の状態で臨みたいです」


(飛田翼・文4=写真も)