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10月20日と21日、専修大学生田キャンパス総合体育館にて関東大学バスケットボールリーグ戦第17節・第18節が行われた。前週に引き続き専修大学でのゲームとなり、専大バスケ部の試合にはたくさんの応援の声が体育館に響いた。
20日 対 大東文化大学
専大69(15-16、16-15、21-22、17-14)67大東大
スタメン
#9 重冨 友希 (経営2・福岡第一高)
#10 大澤 希晴 (経営4・長野俊英高)
#12 西野 曜 (経済2・近大附高)
#30 アブ フィリップ (経営3・アレクセイア湘南高)
#34 盛實 海翔 (商3・能代工高)
第1ピリオド、第2ピリオドとお互いにインサイド中心のオフェンスが続く。専大は相手のファウルを誘い、フリースローによって得点を重ねていく。24秒ヴァイオレイションで大東大のオフェンスを防いだかと思うと、専大が8秒ヴァイオレイションを取られるような熾烈な守り合いが続き、31-31の同点で前半を終える。
第3ピリオド、第4ピリオドになっても点を取ったり取り返されたりと一進一退の展開は続く。専大が連続得点を決めて波に乗るかと思われた場面でも、大東大はしっかりとシュートを返して主導権を握らせない。試合時間が残り3分をきると、ビハインドを背負い、それを返してはまた離されるという苦しい状況が続く。刻々と試合時間は減っていき、何とか逆転したいという思いが募る中、その思いは#34 盛實の3Pシュートによって果たされることとなる。逆転後の大東大のオフェンスを必死に凌ぎきり、69-67で専大に軍配が上がり、リーグ戦順位1位(対戦時)の大東大から白星を奪った。
▲#23 キング 開(文1・アレクセイア湘南高)
▲#34 盛實 海翔 これが勝利を決めるシュートとなる。
#34 盛實 海翔 コメント
「チーム全体でリバウンドを意識してプレイをした。序盤で相手にリバウンドを取られても粘り続けることが出来たのが大きかったと思う。次の対戦相手の中央大は、前の試合で逆転をして勝っていて勢いづいているので、しっかりと自分たちのバスケをして挑みたいと思う。」
21日 対 中大
専大79(19-13、20-18、26-17、14-20)68中大
スタメン
#9 重冨 友希(経営2・福岡第一高)
#10 大沢 希晴(経営4・長野俊英高)
#12 西野 曜(経済2・近大附高)
#30 アブ フィリップ(経営3・アレセイア湘南高)
#34 盛實 海翔(商3・能代工高)
第1ピリオド、#30 フィリップへのディフェンスが厳しいが、そこを逆手に取り、空いている選手にパスを出したり、圧倒的なパワーを武器にフィリップ自身でディフェンスを突破したりと得点を重ねていく。最後に#34 盛實が放ったシュートがリングに嫌われるも、#8 幸崎 竜馬(ネット情報4・能代工高)がそれを拾って決めることでカバーし、6点差のリードをつけてこのピリオドを締める。
第2ピリオドが始まると専大は攻めあぐね、さらに中大に連続得点を許してしまう。専大はタイムアウトを請求し、落ち着いてチームを立て直す。調子を取り戻した専大は#16 野口や#46 寺澤 大夢(文1・東海大諏訪高)の得点でさらに中大との差を広げる。
ハーフタイムが明けた第3ピリオド。専大はスタメンと同じメンバーをコートへ送った。中大に単発の速攻やバスケットカウントは決められるが、専大は着実に得点を重ね、スコアの伸ばす。
第4ピリオド開始から約2分45秒の間 中大に得点を許さなかったものの、途中で大きく流れが変わり、最大で23点差をつけていたリードが、8点差まで詰められる怒涛の猛追を受ける。しかし、専大はそれ以上の追い上げを許さず、白星を勝ち取った。
専大はリーグ戦の順位を4位から3位へ浮上した。
▲#4 塚本 雄貴(文4・アレセイア湘南高)
▲#30 アブ フィリップ
▲#12 西野 曜
#12 西野 曜 コメント
「(今日の試合を振り返って)ディフェンス面では相手の警戒している選手に対して、対応する動きが出来た。オフェンス面では、前に中央大と対戦した際に#30 フィリップがマークされていると感じていて、そこを警戒しながらパスを回して得点を取るというプランを実行出来て勝てたと思う」
#4 塚本 雄貴 コメント
「(次の試合への意気込み)引き続き専大での試合となり、練習している場所と同じ環境で試合が出来るというのはホームアドバンテージとして大きいと思う。応援もたくさん駆けつけてくれて、とても力になる。次の日大戦も、いつも通り相手のポイントを捉えて、やらせてはいけないところを抑えるようにしたい」
(岡本真凜・経営1、写真も)