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10月18日、NPBエンタープライズは今年11月から行われる「2018日米野球」の侍ジャパントップチームのメンバーに、福岡ソフトバンクホークス所属で専大OBの高橋礼さん(平29卒)が 追加召集されることを発表した。あらかじめ発表されていたメンバーに辞退者が出た関係で、ルーキーの高橋さんに白羽の矢が立つ形となった。
▲専大時代の高橋さん(撮影=冨樫)
高橋さんは昨年のドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスに指名され、同年の新人としては1番乗りで1軍に昇格。プロ初登板で初先発を経験した。今季は専大時代でもおなじみだった、アンダースローから放たれる浮き上がるようなストレートを武器に12試合に登板。シーズン終盤は中継ぎでの登板が評価され1軍に帯同した。現在行われているクライマックスシリーズの1軍メンバーにも登録されている。昨日行われた対埼玉西武戦でも3番手として登板すると、2回2/3を投げて5つの三振を奪う好投を見せた。
高橋さんは侍ジャパンの公式サイトに「驚きましたが、とても嬉しく光栄に思っています。対戦する打者が、アンダースローからの浮き上がる球を見てどう反応するか、自分が自信を持っているストレートがどれだけ通用するか、すごく楽しみです」とのコメントを残している。
昨年のドラフトで指名された直後に、生田キャンパス内で行われた記者会見では「代表の試合で大事な場面を任される投手になりたい」とプロ入り後の目標を立てていた高橋さん。今回の日米野球で出番があれば、将来行われるWBCなどの世界大会に向けて大きなアピールとなることは間違いない。憧れの牧田和久さん(現サンディエゴ・パドレス)がそうだったように、侍ジャパン内でも貴重な戦力になる可能性も大いにある。「専大発のサブマリン」がメジャーリーガー相手にどのようなピッチングを披露するか楽しみだ。
(飛田翼・文4)
高橋さんがドラフト会議で指名された記事
https://sensupo.com/news/detail/id/7592
【2018日米野球 スケジュール】
11月7日 壮行試合 対チャイニーズ・タイペイ 福岡ヤフオク!ドーム
11月9日 第1戦 対MLBオールスター 東京ドーム
11月10日 第2戦 対MLBオールスター 東京ドーム
11月11日 第3戦 対MLBオールスター 東京ドーム
11月13日 第4戦 対MLBオールスター MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
11月14日 第5戦 対MLBオールスター ナゴヤドーム
11月15日 第6戦 対MLBオールスター ナゴヤドーム