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関東大学アメリカンフットボールリーグ戦BIG8・1部
第1節 vs桜美林大学
9月9日(日) 18:00Kickoff @アミノバイタルフィールド
桜美林 40―7 専大
昨年、2部Bリーグで優勝を果たし、2年ぶりにBIG8に帰ってきた専大GREEN MACHINE。今季はTOP8昇格を目標にしている専大にとって落とせない初戦であったが、昨年BIG82位の桜美林大学に力の差を見せつけられ開幕カードを落とす結果となった。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
桜美林大学 | 20 | 17 | 3 | 0 | 40 |
専修大学 | 0 | 0 | 7 | 0 | 7 |
専大は前半から苦しい展開となった。相手のオフェンスを止めることができず、TD5本(うちキック4本)とFG1本を決められてしまい、第2Q終了時には0-37と大きくリードを広げられてしまう。
しかし後半、専大が巻き返しにかかる。第3Q終盤に1年生のQB坪沼悠希(商1・足立学園高)とRB田中大樹(経済3・川崎市立橘高)が攻撃の起点となりファーストダウンを獲得すると、坪沼からのパスを受けたWRの山内優太(法3・埼玉栄高)がディフェンスを置き去りにして独走しTDを成功。K蜂屋修平(法2・法政二高)がキックを決めて7点を返した。
▲攻撃の要として活躍した#25田中(左)と#14坪沼(右)
▲ディフェンスをかわす#15山内(中央)
▲冷静にキックを決める#44蜂屋
その後もRB田中を中心に攻撃を行うが、得点を奪うことができずに試合終了となってしまった。開幕戦を勝利で飾ることはできなかったが、後半は攻守ともに桜美林大を上回るプレーをすることができ、次の試合へ期待が持てる内容であった。
▲試合後の挨拶を行う#76畠山主将(右端)
以下、試合後インタビュー
渡辺卓志監督
試合内容を振り返ってー
「桜美林はRBの21番の選手が良いランナーなので、ディフェンスはその選手を止めること、オフェンスはとにかく進んで点数を3点でも7点でも取るということを目標にしてやってきたが、いざ蓋開けたら21番に走られる、オフェンスも点が取れない。やろうとしたことができなかったということが、BIG8との力の差を見せつけられたと思う。」
前半は攻められる展開が続いたが、後半になって攻撃のリズムが良くなったがー
「後半の結果だけ見ると7-3。その動きや戦う気持ちが最初から出せれば違った結果になっていたかもしれない。次の横国戦は前半から今日の後半戦みたいな戦い方、気持ちをもって臨みたい。」
次の試合のキーマンとなる選手はー
「エースの山内、田中、坪沼、それと1年生RBの植木大晴(経営1・北陸高)が攻撃の要として機能できればと思う。」
畠山爽主将(商4・横浜高)
試合を振り返ってー
「自分たちがやってきたことが出し切れなかった。プレーだけじゃなく全員のモチベーションや雰囲気とか、気持ちが足らなかった。そのためこういう結果になったのかなって思う。」
後半になって攻める時間も増えて失点も減り、気持ちが引き締まったように見えたがー
「後半気持ちの面で全員が変わることができたので、小さな一歩ですけど進歩したと思う。」
田中大樹選手
試合を振り返ってー
「練習したことが前半全くできなくて、後半やっといつも通りのプレーが徐々にできるようになった。次の試合は前半から力を出せるように頑張りたい。」
後半攻撃の起点としてプレーする際に意識したことー
「春のOP戦では前半に失点してしまい、そのまま後半もチームの雰囲気が沈んでしまったことが多かったが、負けてる時こそ士気をあげるように、自分中心に11人一丸となって士気を鼓舞することを意識した。」
次の試合に向けてー
「自分はTDをとることができなかったので、横国戦ではTDを量産できるように残り2週間練習をやっていきたい。」
山内優太選手
TDを決めた心境ー
「初戦でTDをとれてすごくいいスタートが切れた。チームの雰囲気がそれまで悪かったので、その流れを断ち切ることができてよかった。」
どのような部分を意識してランをしたかー
「プレイコールが入った時点で、これはTDを取りに行くプレーだなと分かっていたので、自分のやるべきキャッチを確実にやろうと思ってプレーした。」
エースとしての自覚はー
「今年の春シーズンのときからずっと意識していて監督からも言われ続けているので、エースとしてチームを引っ張らなきゃいけないという思いで練習している。」
次の試合に向けてー
「今日の負けはしっかり反省して、次の横国戦に向けて勝てるように練習していきたい。」
(村山健人・商1)