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10月18日、関東大学バスケットボールリーグ戦が専大生田キャンパスにて行われた。対戦相手はこれまでリーグ戦10勝4敗の拓大。現在得点王の#23ジョフ・チェイカ・アハマド バンバ選手(延岡学園高)をいかに抑えるかが勝利へのカギとなる試合であった。前半は11点ビハインドで折り返すも、後半徐々にリードを詰めて試合時間残り14秒、#24田代の3Pシュートが決まり、68-68とついに追いつく。しかしその後ファールをしてしまい、バンバ選手にフリースローを決められてタイムアップとなってしまった。
(スコア)
専大68(18-26、10-13、24-21、16-10)拓大
(スターター)
#6 渡辺竜之佑(経営2・福岡第一高)
#13 石上潤(経済3・浜松商高)
#24 田代直希(商3・東海大浦安高)
#35 鈴木駿平(経済4・伊豆中央高)
#47 藤田弘道(経営4・福大大濠高)
第1ピリオドは流れをつかめず、8点ビハインドで終える。
第2ピリオド、#65佐々木健登(経済1・能代工業高)のミドルシュートが開始早々に決まるも、そのあとはシュートがことごとく入らない時間が続く。中盤はパスミスなどで流れが悪くなり点差を離される。残り30秒、#35鈴木の連続得点で巻き返し、11点ビハインドで前半を終える。
第3ピリオド、けがから復帰した#6渡辺を再び投入すると流れが専大に傾く。#24田代から#47藤田への合わせプレー、#6渡辺のオフェンスリバウンドから#24田代の3Pシュートなどで一気に巻き返す。中盤はミスから速攻をくらう場面があるも、#13石上の3Pシュート、#6渡辺のドライブ、#65佐々木の速攻などで、44-49と5点差まで点差を縮める。その後は拓大の#23バンバ選手にカウントを決められるも、#6渡辺の3Pシュート、#24田代がカウントを決め、52-60と一桁得点差で最終ピリオドへ。
第4ピリオド、序盤はパスミスが目立ちそこから失点をしてしまい、再び二桁得点差にされる。それでも途中出場の#14高澤淳(経営1・市立船橋高)の3Pシュートが決まり一桁得点差に戻すなど、試合がなかなか動かない。試合が動いたのは残り3分、#11秋山熙(経営1・東海大浦安高)のドライブ、#24田代の連続3Pシュートなどで点差を縮めると、残り1分切ったところで#6渡辺がオフェンスリバウンドから得点し、65-66と一点差にする。そのまま逆転といきたいところだったが、残り30秒でファールをしてしまい拓大の#14大垣慎之介選手(藤枝明誠高)にフリースローを2本決められて、3点差とされる。しかし、ここで試合は終わらなかった。次のプレーで#24田代が3Pシュートを決め、残り14秒でついに68-68と追いつく。残り14秒、抑えれば延長戦という場面で痛恨のファールをしてしまい、#23バンバ選手に落ち着いて2本とも決められタイムアップ。68-70と惜しくも敗戦となった。
この試合は負けたはしたものの、選手たちが課題としているリバウンドが攻守ともに取れたという印象だった。それには#6渡辺の復帰というのが大きかったと思う。また、#35鈴木、#47藤田の4年生コンビも要所でシュートを決めた。強豪拓大にこのような試合をしたことは今後につながると思う。明日は勝利といきたいところだ。
(阿部 理志・文2)
▲今日の#47藤田は攻守でチームをけん引した。
佐々木監督のコメント
「前半の頭から相手に対してディフェンスを積極的に向っていければよかった。スロースターターになると受け身になってしまうから、試合内容はやろうとしていたバスケではなかった。今週はディフェンスと気持ちを徹底して、拓大の確認もした。最後のフリースローが痛かった。延長してもいいぐらいの指示を選手たちに言えればよかった。まだリーグ戦は終わりじゃないから、気持ちを切り替えて、後半のディフェンスのように試合の頭から意識して明日からやっていきたい。」