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10月12日にShonan BMWスタジアム平塚にて中大戦が行われた。
メンバーが固定されず苦しい試合が続いていたが、前期メンバーに近い形となった。そんななか、今季初スタメンの後藤京介(法4・日大豊山高)が2ゴール1アシストの活躍をし、6-2で勝利をつかんだ。
今試合を含め残り6節。折り返し地点となり、どの大学も熾烈な戦いを繰り広げている。
三戦連続で勝点3を逃している専大にとっては、絶対に勝ち星が欲しいところだ。
前半11分、後藤のシュートコーナーから上げたクロスに萩間大樹(経済3・瀬谷高)が左足ボレーを突き刺して先制。続く13分、仲川輝人(商4・日体江原高)がキーパーを鮮やかにかわし1対1を制す。このまま試合は専大が支配権を握ったまま進む。30分、右サイドの仲川から中に入った前澤甲気(経営4・清水商業高)が、ゴール右を狙うがこれはネットを揺らすことができない。その後も両サイドから果敢に攻め上げるも決定打がないまま2-0で前半終了。
丁寧にパスをつなぎ、シュートに対しての意識が高い前半戦となった。
後半開始直後の51分、北出雄星(経済3・日大鶴ケ丘高)のパスに合わせた仲川がゴールを狙うが、相手に当たりボールを奪われる。そのまま敵地に持っていかれ右サイドからシュートを打たれるもGK福島春樹(法3・静岡学園高)が死守する。53分、仲川からのパスに反応したのは、後藤。今試合「やってやろう」と挑んだ後藤が力強いミドルシュートを撃ち3点目を決める。さらに4分後の57分には北出が奪ったボールを山川翔也(経営3・新潟西高)が押し込み4点目。専大の攻撃はこれで止まらない。61分、ポストに当たったこぼれ球を後藤が冷静に決め、5-0。68分、84分に立て続けに失点するも、92分には、仲川のドリブルパスに途中出場の中村駿介(法2・志木高)が合わせリーグ戦初ゴールを飾った。
シュート数は後半だけで16本と攻撃的な試合が展開されたのが分かる。試合は6-2(後半4-2)で4試合ぶりの白星を挙げた。
「方向性を示せた試合になった」と河津良一主将(文2・作陽高)が言うように、不調を断ち切る結果となった。首位順大を追うも得失点差では以前群を抜いており、「攻撃的で美しいサッカー」で観るものを興奮させてくれるであろう。
次節は10月19日、味の素フィールド西が丘にて駒大と対戦する。
以下コメント
源平貴久監督
「相手の調子が悪かった。攻撃がちょっと違う。統一感がなくスピードがなかった。」
(後藤選手は)「数少ないチャンスをものにした。(こういうチャンスは)少ないので大切にしてほしい。」
「動きながらもらってパスすることができてなかった。意識してやらなければならない。
練習でも走り始めた効果が出て良かった」
河津良一主将
試合を振り返って
「ここ最近勝ってなかったが、チームが前向きに取り組んだ結果。」
最近ベンチから試合を眺めている間は
「前に行く力、勝ちたい気持ちとかのベースが欠けていた。チームの方向性をブラさないようにした。」
過去に負けた試合の後で自身が中心となってミーティングを行っていたがピッチ外では何を
「チームが一つになれていなかったし、選手の顔を見てもモヤモヤしていた。話すことできることがあるんじゃないかと思った。少しでも前に進むために、これがプラスになったかは分からないが感じたままに行動した。」
次節駒大戦に向けて
「今日勝っていい方向性に進んだと思うし、ここ最近は(勝てない時期が続いて)いい経験になっている。あとは過程の所(プレーの精度)で練習に取り組みたい。」
仲川輝人選手
今日は結構ボールを呼び込んだり、
今後に向けて
「まだまだ残りの試合で勝ち点を重ねれば1位もありま
後藤京介選手
試合を振り返って
「結果を残すことをとにかく考えていたので、点を取れてよかった。ハットトリックは狙っていた。」
大量得点で試合を制したがその中で見えた課題は
「押し込まれたときに受け身になってしまったので、そこを改善していきたい。」
「ケガとかあってここまで長かったですが、
(岡野 希春・経済2)