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10月4日に日大実籾グラウンドにて東都大学野球秋季リーグ対日大の1回戦が行われた。初回に両者がチャンスを作るも無得点に終わる。膠着状態が続いたが4回、専大が先制すると5回にも追加点で日大を離す。投げては先発の角田皆斗(商4・栃木工高)がランナーを出しながら最後まで投げ切り、139球完投勝利をあげた。
一回表、専大は先頭打者のツーベースヒットなどによりノーアウト満塁といきなりピンチを迎えてしまうが、ここは先発の角田が4、5、6番打者を圧巻の三者三振に抑え、乗り切る。その裏の攻撃、2番伊與田一起(経営2・明徳義塾高)の左中間前ヒットなどによりワンアウト満塁のチャンスを作るが、こちらも後続が続かず無失点に終わってしまう。
その後両者譲らない展開となるが、試合が動いたのが4回裏、5番渡辺和哉(経営3・文星芸大附高)のレフトへのツーベースヒットと6番森山恵佑(商2・星稜高)の左中間へのツーベースで先制し、1-0とする。
さらに5回裏、ワンアウト満塁から4番濱田竜之祐(商3・鹿児島実高)のレフト前ヒットと5番渡辺のライトへの犠牲フライでさらに2点を挙げ、3-0とリードを広げる。
そのあと6回にピッチャー強襲が角田を襲うアクシデントや8回に一点を取られるなど緊迫した場面もあったが、角田が投げ切り、3-1で勝利した。
この試合で完投した角田は「初回に(ノーアウト満塁の)ピンチがあったが負けられない試合であり、気持ちで押しきった。」と足を治療しながらも笑顔で答えてくれた。
斎藤正直監督は「選手一人一人の力が発揮された試合だった。明日は試合が行えても天候の悪い試合となるだろうが、今日の勝利に油断せず、一部昇格を狙っていきたい。」と勝利に意気込んでいた。
明日は一部昇格をかけた大事な一戦となる。天候の悪い試合になるだろうが、どれだけ自分達の試合ができるかが鍵となるだろう。
日大|000 000 010|1
専大|000 120 00×|3
(峯村竜河・法1)