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9月27日ダイドードリンコアイスアリーナにて、関東大学アイスホッケーリーグ戦が行われた。第一ピリオドは終始専大ペースに試合がすすむものの、第二ピリオドで流れが立大に傾く。しかし、第三ピリオドでしっかり守りきり、8-2と圧勝した。
第1ピリオドは序盤から専大が攻め続ける展開となった。20番・鈴木壱斗(法1・北海道栄高)、8番・宮下和輝(法2・北海高)、14番・金子力(日光明峰高)、23番福島健一(経済1・北海高)と立て続けにシュートが決まり、第一ピリオドに5得点ものゴールを奪った。
第2ピリオドでは、終始専大ペースだった第一ピリオドとは異なり、立大ペースになってしまう。立大に多くのシュートを打たれたものの、失点を1点に抑え、立大の猛攻を凌いだ。
6-2で迎えた最終ピリオド。専大の選手がシュートを打つ場面が増え、相手ペースだった第二ピリオドの悪い流れを断ち切った。
《試合詳細》
●第1ピリオド
(5-1) シュート数(14-7)
04:59(専)得点→鈴木 アシスト→佐藤僚介(八戸工業大学第一高)、松浦輝(東野高)
10:54(専)得点→宮下 アシスト→東山哲士(法2・北海高)、井部修久(法4・白樺学園高)
13:07(専)得点→金子 アシスト→望月哲門(法2・北海高)
14:57(専)得点→福島 アシスト→吉岡大輝(経済1・北海高)、東山
17:04(専)得点→宮下 アシスト→東山、井部
17:52(立)得点→木下 アシスト→高橋
●第2ピリオド
(1-1) シュート数(4-12)
26:18(立)得点→高橋 アシスト→米倉
34:37(専)得点→松浦
●第3ピリオド
(2-0) シュート数(7-6)
41:24(専)得点→佐藤 アシスト→鈴木、福島
45:05(専)得点→浜田晋太郎(法1・香川中央) アシスト→井上玖良(法1・北海高)
(8-2) 総シュート数(28-22)
試合結果に対して、高橋裕一監督、戸津寛太主将(法4・長野工業高)共に、「第1ピリオドは点が取れてよかったが、第2ピリオドで流れが変わり、相手ペースになってしまった。」と語った。しかし、結果的に8得点と春の時点で課題としてあがっていた“得点力不足”は改善されているようにみえた。
この点について主将の戸津は、「技術というよりも意識が変わり、チームの中で出来ることと出来ないことの共通認識ができた。また、今までゴールしていない人がゴールするようになってきたという点で“チーム力の底上げ”の成果が見えてきた。」と分析した。
次の試合に向けて、高橋監督は、「レベルが拮抗していくので1つの反則で流れが変わる。全員が共通認識を持って気を引き締めて戦いたい。」と意気込みを語った。
今回の試合では、ゴールに向かう意識の高さに驚かされた。次戦も相手ゴールに向かっていく選手の姿を見るのが楽しみだ。
(三嶋 毬里衣・経営1)