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2018.04.29
アイスホッケー

【アイスホッケー部】日体大に敗戦 秩父宮杯は10位に終わる

4月28日 秩父宮杯第66回関東大学アイスホッケー選手権大会inダイドードリンコアイスアリーナ 対日本体育大学 スコア 日体大4-0専大

 専大はAグループ10位で秩父宮杯を終えた。序盤から日体大に攻め込まれ先制を許し、第2ピリオドでも守備での隙を突かれ追加点を奪われる。専大は#29中澤勇祐(法4・駒大附苫小牧高) や#21上村良一(法4・北海道栄高) などFW陣が積極的に相手ゴールを狙うが、あと一歩のところで届かず無得点に終わった。


《スコア》

1P 0-1(シュート数4-17)

2P 0-2(シュート数4-14)

3P 0-1(シュート数8-14)

合計 0ー4(トータルシュート数16-45)


 専大にとって秩父宮杯最後の試合である9位決定戦。対戦した日体大はグループAに所属する格上の相手だ。その格上相手に専大は第1ピリオドから攻め込まれ、開始4分に先制を許してしまう。専大は同点に追いつこうとするが、相手の堅い守りに阻まれ得点を奪うことができず第1ピリオドを終える。

 第2ピリオドも相手の攻撃を必死に防ぐもの、ペナルティー(反則)によりで1人欠けた直後に2点目を失い、また16分には味方へのパスのミスからパックを奪われた後一気にゴールまで近づかれ、ゴールを決められてしまう。専大もまた#29中澤や#21上村が果敢に相手ゴールに近づくが点を挙げられないまま、第2ピリオドを終える。

 第3ピリオドもまた#48石崎達也(商2・北海高)や #19笹川健太(法2・日光明峰高)ら攻撃陣が積極的に相手ゴールを狙ってシュートを放つ。第1,2ピリオドでの倍の数のシュートを放つが、パックが相手ゴールに吸い込まれることはなかった。

 結局専大は力及ばず敗れ、秩父宮杯はAグループ10位で幕を閉じた。


高橋裕一監督

「日体大相手にどこまで戦えるかという気持ちで臨んだが、力の差があると感じた。(日体大は)得点力やフィジカルがあったので、スピードで勝負したかった。攻撃ではパスやレシーブのミスがあったので、チャンスがあったにもかかわらず相手に止められ、守りではちょっとしたプレーが失点につながったと思う。基本的なミスをしっかり直して、得点の可能性を高めたい。(10位という結果を振り返って)去年が11位だったので9位決定戦に出れてよかった。全体のランキングでは9位から13位はそこまで変わらないと思っている。リーグ戦は同じレベルのチームの戦いになるので、結果をしっかり受け止めて、リーグ戦に向けてしっかりやりたい。」


#29中澤勇祐主将

「4-0という1点も決められない結果だった。チャンスはあったがシュートまで行くことはできず、もっと積極的に行けたら良かった。日体大にはフィジカルの面で負けていたので、夏のトレーニングで強化したい。ここ最近では一番いい成績だが、勝てなかった試合があるのでもっと勝てるように得点力の向上や失点を減らすという課題をしっかり修正して秋に備えたい。」


 試合が終わった後首脳陣や選手たちは皆、秋のリーグ戦へと気持ちを切り替えていた。去年のリーグ戦はグループB3位と入替戦には2年連続で出場できない状態が続いている。グルプAに昇格するためにも、今年こそは是が非でも入替戦に出たい気持ちでいっぱいだろう。夏の合宿を乗り越え秋に選手たちが一段と成長した姿でリンクに戻るのを楽しみに待っている。

 


▲応援団も加わった集合写真 今年度こそグループAに上がることを期待したい(4月15日撮影)


(髙橋玲央・法3、写真も)