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2018.05.02
バスケ

【男子バスケ部】神奈川大との接戦を制し、ベスト8進出

 5月2日、駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場にて関東大学バスケットボール選手権大会が行われ、専大はベスト8をかけて神奈川大と対戦した。立ち上がりから神大の厳しいディフェンスに苦しみ、思うように得点を重ねることができない中、チームのエース#34盛實が連続で3Pシュートを決めると、1年生の#46寺澤大夢(文1・東海大諏訪高)、2年生の#48竹田もゴール下で存在感を発揮し流れを掴む。相手に連続得点を許す場面も見られたが、要所要所で流れを渡さずリードを保ったまま、最終スコア83-79で神大に競り勝ち、ベスト8進出を決めた。


専大83(24-18、16-15、23-23、20-23)79神大


スタメン

#4 塚本雄貴(文4・アレセイア湘南高)

#34 盛實海翔(商3・能代工高)

#10 大沢希晴(経営4・長野俊英高)

#48竹田寛人(文2・東海大諏訪高)

#30 アブ フィリップ(経営3・アレセイア湘南高)


 第1ピリオド、立ち上がりから神大の厳しいディフェンスに苦しみ5本連続でシュートを落とすなど得点をすることができない。この厳しい状況を打破したのはエースの#34盛實。多様な攻撃を見せると、第1ピリオド終了間際にも3Pシュートを沈め24-18とリードして第2ピリオドを迎える。

▲#34盛實は、連続ポイントでチームを勢いづけた(撮影=岡本真凜・経営1)

 第2ピリオドに入ると1年生ながら多くのプレータイムをもらう#46寺澤が連続でバスケットカウントをもらい得点を重ねる。一時10点差を付けるも、その後は一進一退の攻防が続き40-33というスコアで後半へ。

▲#46寺澤は、ディフェンス面でも期待を寄せられる新人(撮影=冨樫幸恵・文4)

 第3ピリオド、立ち上がりから連続得点を許し厳しい状況になるも、ここで流れを変えたのが#10大沢。オフェンスでは武器である3Pシュート、ディフェンスでは相手のシュートをブロックする活躍を見せる。また、#30フィリップもミドルレンジからのシュートなど持ち前の得点能力を見せ63-56とリードを保ったまま最終ピリオドへ。

▲得点を狙う#10大沢(撮影=冨樫)

▲#30フィリップは、ゴール下に限らず得点を奪う(撮影=冨樫)

 最終第4ピリオド、開始から順調に得点を重ねるも、試合残り2分を切ったところから神大が粘りを見せ1ゴール差に迫られる。しかし、最後は#30フィリップがフリースローを確実に決め、83-79と神大に競り勝った。この結果、専大は5月3日にベスト4進出をかけて同じ関東大学1部の白鷗大と対戦することになる。


佐々木優一監督コメント

「(試合の入り方について)神大はディフェンスに重きを置いているチームなので、簡単に得点できないことはみんな覚悟していた。オフェンスがうまくいかずに自滅すると神大の考えていた展開になってしまうので、うまくいかなくても落ち込まず、ディフェンスから入ることを意識していた。そういう面で前半は良い入りができた。後半は自分たちの緩みもあってか、神大の4番5番が外からシュートが打てる選手だったので、3Pシュートを簡単に打たれてしまった。こぼれ球など運のようなミスもあったが、それが失点につながってしまった。試合を通してオフェンス・ディフェンスの意識を続けるのが課題。(盛實選手の活躍について)オフェンスの絶対的エースとして得点を決めてくれるのは助かるしありがたい。そこに大沢など周りの選手も参加していってほしい。盛實1人に頼るのではなく、その他の4人や、ベンチにいる選手たちも含め攻撃に参加していかなければならない。チーム力は上がってきていると思う。(寺澤選手、竹田選手に求めるもの)役割としてはリバウンド。得点につながらなくても、リバウンド、そしてディフェンスから入るというのは彼らも分かっている。(明日に向けて)ここからが本番の勝負。今日でベスト8に入った。明日ベスト4に入れるように、今日の課題を修正して臨みたい。」


(髙岡要・経済4)