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2014.09.20
テニス

【男子テニス部】 平成26年度関東大学テニスリーグ入れ替え戦 日大に敗れ2部降格となった

 9月20日、関東大学テニスリーグ男子入れ替え戦が専大伊勢原グラウンドにて行われた。相手は去年の入れ替え戦でも対戦した日大だったが、結果は3-6で敗戦。専大は、2部降格という結果になった。

 

S1 ●永田和輝(商1・法大第二高){2-6、2-6}沼尻啓介○
S2 ●本藤優(経営4・湘南工科大附高){3-6、6-7(1)}丹野翔太○
S3 ●油布将也(文1・足利工業大付高){2-6、2-6}及川生来○
S4 ○大塚淳史(経営2・東京学館浦安高){6-3、6-3}堀切啓貴●
S5 ●石井開(経済4・大成高){6-7(4)、4-6}細田凱○
S6 ○山西大(文1・柳川高){6-3、6-2}石井行●
D1 ○大塚・本藤{2-6、6-3、7-6(4)}丹野・及川●
D2 ●石井・矢崎頼(駿台甲府高・経営3){3-6、5-7}堀切・沼尻○
D3 ●永田・山西{2-6、3-6}細田・白井○

 

 ダブルス1の本藤・大塚ペアは、1セット目を2-6でとられてしまう。しかし、つづく2セット目。相手に1ゲーム取られてしまうも勢いにのり怒涛の4ゲーム連取でフルセットに持ち込む。オーストラリアンフォーメーションで、前衛の本藤が不意をついたタイミングで切り込むなどいい流れだった。相手も負けじと力強いパワープレーで押し込みタイブレークへ。お互い一歩も引かない戦況となったが専大が押し切り、貴重な白星となった。残りのダブルス二つは落としてしまい、1勝2敗でシングルスへと臨む。

 シングルス5の石井。最初相手に2ゲーム取られてしまったが、相手を前後左右に翻弄しポイントを稼ぎ、鋭いストロークで体勢をくずし相手のアウトを誘い連続で3ゲームをとり逆転。しかし、そこからミスが目立つようになり、ボールがなかなかネットを越えず再び追いつかれる。アウトを連発するも前に振られたボールに食らいつきデュースに持ち込みゲームを取るなど粘り強いプレーが目立った。タイブレークまで持ち込むが、ネットミスに苦しみ惜しくも第1セットを取られてしまう。その後第2セットも、サービスエースを決めるなど良いプレーも見えたが流れに乗ることができず4-6で落とし悔しくも黒星となった。シングルス6山西、シングルス4大塚がストレートで勝ちを収めるもシングルスは2勝4敗となった。

 ダブルスシングルス合わせて3勝6敗となり、日大の1部昇格が決まった。惜しくも今回専大は2部降格という結果になってしまったが、1部リーグという舞台で戦った経験はこれからにつながるはずだ。

 
(伊東祐佳・文2)


▲シングルス、ダブルスともにタイブレークに持ち込み4年の意地を見せた石井

以下コメント

 岡洋一郎監督
「それなりの結果になったのではないか。今年はとにかく怪我人が多く、8月の時点でレギュラーが3人も怪我していて、1年生を出さざるを得なかった。今回シングルス1の永田は1年ながら上位の選手に勝てるテニスをするプレーヤーで、リーグの中大戦でもいい試合をしてくれた。今日の試合でシングルス1に1年を起用したのは、期待というより思いっきりプレーして欲しかったから。そのためには4年生に勝ってもらいたかった。
今回の敗因は準備不足。次に向けてどれくらい準備できるか、それに対して選手たちが改善できるかが大事になってくる」

 本藤優
「終わってみると4年間早かったなと。すがすがしい気持ちです。今年は人が変わったみたいに頑張ったんですよ。けっこう前はふざけてたりしたんで。1年間心を鬼にして、トレーニングや練習をして・・・それでも足りなかった。1部と2部の差ですね。何が足りなかったのかは「チーム力」ですかね。厳しい練習でみんなの不満をコントロール出来なかったっていうのもあると思います。でも真剣にテニスができてよかったです。こうして皆に応援してもらえて、対戦相手、審判がいて・・・テニスってひとりじゃ出来ないので。改めて、皆がいるからできたことなんだなと思います。主将としてはだめなところもあったけど、やることはやってきたつもりなので。皆に感謝してます。」 

 石井開
「今日の試合が4年最後のリーグで負けられない試合だった。でも、自分が勝っていればっていう試合も勝てなくて。それが悔しいし、情けない。本当にそれだけです。
4年間を振り返って、嫌なこともだるいことも多くて何度もやめたいと思ったけど4年間続けてこられたのは、良い先輩や楽しい仲間に恵まれていたから。このメンバーがいなかったら続けられてなかった。みんなにただただ感謝です。
今回は1、2年主体のチームで後輩たちはのびしろのある選手だから、これからは応援する立場としてサポートしていきたい。また1部の舞台で頑張ってほしいですね」

 矢崎頼
「今日の試合を振り返って、とらなきゃいけないポイントを落としてしまい、力が出し切れず負けてしまった。4年生を勝たせて引退させたかった。やはり、日頃からもう少しできたことはあったから、悔しい。
これからの課題は、日頃から真面目に取り組むこと。主将になるかもしれないので真面目になって後輩を引っ張りたい」

 大塚淳史
「ダブルスはお互いにやれることをやった結果が勝利に繋がった。本藤さんとの最後のダブルスだったので負けて終わるわけにはいかないと、気合を入れて頑張りました。シングルスでは相手が強いことを知っていたので研究し、自分らしいテニスをしようと心がけました。今日はできがよくて、自分のすべきことがしっかりできたと思います。2部に戻るわけですが1部と2部では戦う場所が違うだけで、何かを変えるというわけではないです。変えるのは結果だけですかね。来年もどってきます」

 永田和輝
「シングルスの相手は同じ1年生だったので負けられないと思いました。でも相手は実力が自分よりも上で食らい付いたが、結果負けてしまった。来年は責任がある学年になるので、実力のあるプレーを試合でしたい。その為に、自分はサウスポーなのでそれを生かしたプレーを監督とコーチと一緒に練習していきたいです」