最新ニュース
9月20日に秋季関東大学男子バレーボールリーグ戦第6日が早大戸山キャンパス記念会堂にて行われた。この日の試合で専大は春季リーグの王者中大相手にセットカウント3-1で見事に勝利し、リーグ戦の成績を4勝2敗とした。
専大3(25-22、16-25、25-21、25-22)1中大
(スタメン)
#1 山本湧(商4・東亜学園高)
#6 藤中謙也(経営3・宇部商高)
#7 高橋拓也(経済3・東亜学園高)
#8 小林之紘(経済3・創造学園高)
#12 川波潤也(経営2・九州産大付高)
#15 平安山華竜(経済2・西原高)
#18 小森郁己(経営1・佐賀商高)
#22 平原隆也(経済1・都城工高)
第1セット、序盤から#18小森、#12川波を中心に攻め、12-6と試合をリードする展開となる。しかし、その後は中大の#15渡邊侑磨選手(東山高)にクイックを決められるなど4連続失点を許し、ベンチはすかさずタイムアウトを取る。タイムアウト明けはお互いに譲らないシーソーゲームとなる。#18小森のスパイク、#7高橋のブロックなどで1歩リードすると、最後は#12川波の連続得点を決め、このセット一度もリードされることなく、25-22でセットを取る。
第2セット、第1セットの勢いのまま取りたいセットであったが、中大の攻撃を止められない。相手のサーブミスなどで助けられるものの、終始ビハインドの展開となる。攻撃の流れも来ず、16-25でセットを落とす。
第3セット、第2セットとは裏腹に接戦となる。序盤は、#1山本のブロック、#12川波のスパイクなどでリードするが、中大の#22大竹壱青選手(東亜学園高)を中心に攻められ、11-11と追いつかれてしまう。しかし、その後は#7高橋のクイック、#1山本のツーアタックが決まるなどして相手に流れを渡さない。終盤中大に追い上げられるものの、最後は#7高橋がクイックを決め、25-21とセットを奪取する。
第4セット、序盤から点の取り合いとなる。#12川波の連続得点などで1歩出たい専大であったが、中大の攻撃を止められない。10-12となったところで#7高橋が打点の高いクイック、強烈なサービスエースが決まり追いつく。その後は17-17と緊迫したシーソーゲームとなる。ここから抜け出したのは専大であった。#7高橋のスパイク、サービスエース、中大のミスにも助けられ、最後はこの日絶好調の#12川波がスパイクを決め、25-22、セットカウント3-1で見事に勝利した。
3勝2敗で挑んだ中大戦。なんとか勝って優勝への望みをつなげたい試合であった。今日はリベロを普段スタメンの#22平原、普段主にピンチサーバーの#15平安山が交代で務めた。#15平安山は慣れないリベロでの出場であったが、スーパーレシーブを連発し、チームを支えた。また、#7高橋、#12川波が今日も絶好調で得点を荒稼ぎした。中大のミスにも漬け込み、第2セットを除き専大らしいバレーができた。明日も勝って5勝目といきたいところだ。
(阿部 理志・文2)
▲今日の#7高橋はサーブで相手を崩した。また、得意のクイックも要所で決まりチームの勝利に貢献した。(撮影=阿部秀祐)
以下はコメント
山本選手
「全体的にレシーブが今日は安定していたと思う。攻撃ではサーブで畳み掛けることができた。中大は(春季リーグで負けているし)勝たなきゃいけない相手だった。3-1だったのでセット率を考える上でもよかった。川波、高橋が調子よかったから、そこを中心に攻めた。明日は格下相手だけど油断せず、3-0で勝てるようにしたい。」
高橋選手
「良いムードでできた。集中力を切らさずに戦えたと思う。今日は良いタイミングでクイックもサーブも打てた。第1セット取れたことが勝因だと思う。明日も油断せず、出だしから良い雰囲気で戦いたい。」
川波選手
「今日の試合は課題だった出だしも改善できたし、ここまでフルセットの試合が多かった中で自分たちのペースで試合を運べたのが良かった。連敗ストップは打たせて拾う、というチーム内での約束事がうまくハマった印象。中大戦を終えてここからは春リーグでは下位だったチームと対戦するので、気を抜かずに頑張りたい。明日の相手は昇格組ということで、気を抜かずにセット数を減らして勝てるように頑張りたい。」