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2014.09.14
バスケ

【男子バスケ部】法大を相手に延長まで持ち込むが、惜しくも敗戦

 9月14日、関東大学バスケットボールリーグ戦が専修大学生田キャンパスにて行われた。昨年の入れ替え戦で1部昇格を果たした法政大学との一戦。前半、18点差まで離されるといった昨日と同じ展開だったが、第4ピリオドで驚異の追い返しを見せ延長へ持ち込む。延長ではファウルを重ねてしまい惜しくも敗退。リーグ戦開幕から5試合連続の黒星となってしまった。

 

▽スコア

専大78(13-21、16-26、14-17、29-8、6-15)87法大

 

▽スターティングメンバー

#6 渡辺竜之佑(経営2・福岡第一高)

#13 石上潤(経済・3浜松工業高)

#24 田代直希(商3・東海大浦安高)

#35 鈴木駿平(経済4・伊豆中央高)

#47 藤田弘道(経営4・福大大濠高)

 

 第1ピリオド、ディフェンスのマークが甘さから開始早々スリーポイントシュートを決められ先制点をとられてしまう。#24田代は積極的にスリーポイントシュートを狙うもリングにはじかれる。パスカットからのファーストブレイクを許してしまうなど法大のペースにのまれた試合展開となってしまう。

 続く第2ピリオド。ディフェンスでプレッシャーを積極的に与えるも、法大にパスを駆使してボールを運びをされて、専大の壁をすりぬけ着実に点を重ねられる。#6渡辺がリバウンドから点に繋げるも点差の縮まらず、18点差で前半を折り返す。

 流れを変えたい第3ピリオド。ゾーンディフェンスでリバウンドも徐々に取れるようになり、流れを呼び込もうとするも細かいミスが目立ち、法大の連続得点を許してしまうなど点を取り合うシーソーゲームが続きなかなか追いつくことができない。

 第4ピリオド。#65佐々木がスリーポイントシュートを決めるとそれに続くように#24田代も今日初のスリーを沈める。#47藤田が5ファウルで退場してしまうも専大の勢いは止まらなかった。オールコートの粘り強いディフェンスで相手に点を許さない。法大は、好調の田代にダブルチームを仕掛けるも止めることはできず。ディフェンス、リバウンドから攻撃に繋げ点を稼ぐ専大らしいバスケを見せた。21点差から同点に追いつき延長戦へ。

 延長戦がはじまりすぐ#24田代がファウルをもらいフリースローとなるも2本とも外してしまう。直後に法大の連続スリーポイントシュートを決められ、立ち上がりに苦しむ。負けじと#24田代もスリーポイントシュートを2本決め食らいつく。しかし、その後は相手に流れを持っていかれてしまい、ファールゲームを仕掛けるもフリースローをことごとく冷静に決められ、78-87で敗戦となってしまった。

 

今日の試合で#24田代は35得点をあげる猛攻を見せた。
次は9月17日(水)12:40~大田区総合体育館にて拓大戦が行われる。手強い相手だが今年のリーグ戦初の白星を期待したい。

 

(伊東祐佳・文2)

 

佐々木監督コメント
「昨日と同じような試合展開になってしまった。昨日は第3ピリオドでビハインドを取り戻したが第4ピリオドで巻き返されてしまった。しかし、今日は第4ピリオドで流れを掴み同点まで追いつめ延長に持ち込めたので少しではあるが前進している。しかし、昨日や今日のように前半で18点も差をつけられたら追いつくことがやっと。また追いついた後の最初の一本がとても大事で、追いついただけだと相手も追いつかれたとしか思わず、逆転して初めて相手にダメージを与えられる。今回は、延長始まってすぐ田代がフリースローを2本とも外してしまい相手がスリーポイントシュートを何本も決めるといった悪い流れになってしまった。追いついた後を意識するとともに前半で自分たちのプレーをどれほどできるかがこれからの課題。そして、まずはディフェンスとリバウンド。それから走りで攻めるといった形で点をとれることが理想だと思う。昨日今日の2試合は結果的には黒星となったが、選手たちにとって良い経験値になった。下を向かずに次につなげてほしい」