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2017.11.29
バレー

【バレーボール部】 2回戦突破ならず ベスト32で大会を終える

1129日(水)、墨田区総合体育館にて全日本インカレ2回戦目を迎えた。専大は順天堂大と対戦した。1セット目を先取し幸先の良いスタートを切るが、ここぞという場面で粘りきれず、セットカウント1-3で敗れ、専大は2回戦敗退(ベスト32)が決まった。

 

 

 

 専大1 – 3 順天堂大 (28-26, 23-25,  25-27,  23-25

 

 

 

スターティングメンバー

 

 

2 平原隆也(経済4・都城工高) 

 

 

4 井上創太(経済4・東福岡高) 

 

 

6 酒井駿(商3・東山高) 

 

 

7 為我井太也 (3・東亜学園高)

  

 

11 柏田樹(経営2・都城工高) 

 

 

18 南賢清(経済1・東山高) 


 

19 東拓巳(経営1・開智高) 

 

 

20 久保裕太(商1・都城工高)

 

 

  

 第1セット、序盤から#11柏田の速い攻撃を使いリズムを作っていく専大。順大も前後に揺さぶる攻撃でリードをなかなか許してくれず、取って取られてのシーソゲームが繰り広げられた。そのまま試合は終盤へ。24-25と先にマッチポイントを握られるも、リベロの#2平原、#4井上を中心に相手の鋭いスパイクを拾い上げると全員でカバーし合い、粘り強くボールを繋げ、相手のミスを誘った。最後は#20久保の強烈なサーブが相手のレシーブをはじき、粘る順大を振り切った。28-26でセットを先取する。

 

(撮影=福井彩乃・文3)




勢いに乗りたい第2セット、順大にミスが続き、5連続得点と良いスタートを切る。#11柏田、#18南のミドルコンビがクイックにブロックに得点を重ね、21-17とリードを保ったまま試合は終盤を迎える。しかしだんだんと順大のブロックにつかまり出し、思うようにスパイクが決まらなくなる。専大に焦りが見え始め逆転されると、最後はスパイクミスでセットを落としてしまった。

 

 

 

 第3セット、序盤順大の緩急ある攻撃に対応が出来ず、4連続得点を許してしまう。しかし、専大も負けじと#20久保のサーブとパワーあるバックアタックで4連続得点と取り返す。その後#19東がパワフルなスパイクを決め、さらにエンドラインギリギリを狙ったサーブに、パワーあるサーブで相手を崩し、2連続サービスエースで勢いに乗る。このまま勢いに乗り勝ち切れるかと思ったが、20点以降なかなか点が入らず。さらにサーブミスにコンビミスが続き、3セット目も落としてしまった。 

 


 

 あとがない第4セット、#6酒井、#19東のエース2人を中心に多彩な攻撃で、リズムに乗る専大。両者一歩も譲らない拮抗した試合展開になるが、順大がブロックを上手く利用し、攻撃を仕掛けてくる。#7為我井のナイスブロックでチャンスをつかむも、なかなか自分たちの流れを作れない。終盤には、相手にリズムよく攻撃を仕掛けられ、勢いに押されて23-25でこのセットを落とし、1-3で敗戦。全日本インカレ、専大は2回戦で姿を消すことになった。

 

 

 

4年生にとって最後の大会が終わった。バレーボールを続ける者もいれば、別の道へ進む者もいる。この大学4年間の経験を忘れず、次のステップに向けて頑張ってほしい。1,2,3年生は大会が終わりそれぞれ思うことはあるだろう。特に秋の入替戦の敗戦には。勝利戦には喜びを、敗戦には悔しさ以上に選手1人1人がより大事なものを感じ取ってきたであろう。来年の春、さらなる成長を遂げた選手たちが、1部に戻ってくることを期待したい。

(桐生紗希・商1