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2017.11.25
バレー

【バレーボール部】全日本インカレ開幕!~日本トップリーグで活躍する先輩たちから専修の後輩へエール~

 11月25日、大田区総合体育館にて男子Vプレミアリーグに所属するサントリーサンバーズvsFC東京の試合が行われた。この両チームには、専大バレーボール部OBが在籍している。今回は、大学卒業後も活躍を続ける専大OBのみなさんに、日本のトップリーグで戦うことについてや元チームメイトとの対戦についてのお話を聞いた。また本日から開催される全日本インカレに出場する後輩たちへ向けて、同じ“専大”の名を背負って戦った先輩たちからメッセージをもらった。ご協力いただいたのは、サントリーサンバーズから栗山雅史さん、山本湧さん、藤中謙也さん、小川猛さん、FC東京から長友優磨さん、冨田直人さんの6人。(写真は大学時代の冨田、小川、山本、栗山、長友、藤中、撮影=専大スポーツ)

 

栗山雅史さん(平23商、佐賀商高→専修大→サントリーサンバーズ、ウィングスパイカー)

「自信を持ってやることが大事。いつも持てているかと言われればそうではないけれど、自信をもってやりたいと思っています。すごい選手がそろっている舞台で勝っていくためには、負けないぞっていう自信やプライドが必要だと思います。専大OBでは今自分が一番年上で、大学時代は長友と同じコートでプレーしました。今敵として戦って、あ、狙ってきたなっていうときもあります。チームにも同じ大学から良い選手が入ってきて嬉しいし、負けてられないなと刺激を受けています。専修の誇りをもってやっていきたいです。(専修の選手たちへ)全日本インカレはトーナメントで一戦一戦が勝負。いかにチームを勢いづけられるかが大事になる。ラッキーボーイがいたら、ボールを集めて勢いをつけてほしい。チーム一丸となってがんばってください!」


長友優磨さん(平26商、都城工高→専修大→FC東京、ウィングスパイカー)

「自分はトップリーグの中で身長が低いほうなので、とにかくデカい選手には負けたくないという気持ちでやっています。サントリーには専修大学のOBがいますけど、その人たちと試合をするのがすごく楽しみなので、そういった楽しみを持ちながら毎日過ごしています(笑)栗山さんが自分の先輩で、あとはみんな年下で一緒にコートに立っていた仲間ですけど、試合になったら負けたくないなという気持ちがすごくあります。正直、止められたらどうしようとか気持ちの面で引くじゃないけど、そいつには打たないように、、、とかは思ったり、けっこう意識はしますね。小さい選手でもトップリーグで通用するということを今の小学生、中学生、高校生みんなに分かってもらえるような選手になりたいので、まずは自分が手本となってやっていきたいです。(専修の選手たちへ)全カレは4年生の集大成の試合でもありますし、トーナメントで一発勝負。専修のバレーは楽しさあってなんぼだと思うので、とにかく楽しんで、悔いのないように一戦一戦勝ち進んでいってほしいです」


山本湧さん(平27商、東亜学園高→専修大→サントリーサンバーズ、セッター)

「今、とても高いレベルでの試合ができるので、もちろん自分も出たい。成長するために、勉強するためにバレーができるのでやりがいを感じています。トップレベルの試合で、さらに自分が出て勝てたときは達成感もあります。(専大出身の選手たちと戦って)良きライバルという感じ、試合になったら敵なので。チームメイトとしてやってきたので、くせが分かったり、わざと狙ったりっていうのはあります(笑)試合中でも良い意味で意識し合っていると思います。(専修の選手たちへ)自分も2部を経験している。2部に落ちてしまったけど、1部だったっていうプライドを持って1セット1セット攻めて戦ってほしい。フレフレ専修!がんばれ!」


藤中謙也さん(平28経営、宇部商高→専修大→サントリーサンバーズ、ウィングスパイカー)

「試合や練習に向けて、日ごろの生活を大事にしています。食事であったり、寝る時間であったり。休みのときも、試合のことを考えて休むようにしています。(専大出身の選手たちと戦って)年齢関係なく相手チームになったら敵だという気持ちをもって試合に臨んでいます。練習でもAチーム、Bチームに分かれたら相手チームは敵になるというように、どんな時も相手を倒すつもりでプレーしています。(専修の選手たちへ)自分が卒業してからも結果は見ているし情報も入ってきます。会場に応援に行くことはできないですが、OBとして良い結果を待ってます。強い気持ちをもって、がんばってください」


小川猛さん(平29経営、桐蔭学園高→専修大→サントリーサンバーズ、オポジット)

「試合前のミーティングでビデオを見て、相手のブロックやサーブカットの隊形を頭に入れて、あらかじめ自分の中でイメージするようにしています。いざスパイクやサーブを打つときに備えてしっかり対策することを心がけています。大学で同じチームでやっていた人と対戦するのは楽しいですね。コートに立つと思わず笑っちゃいます(笑)チームとしての目標は優勝すること。個人としては、今は、控えで二枚替えだったり、サーブだったり、外国人選手の代わりなど、様々な場面で出場しているので、そのポイントポイントで求められることをやって、監督にも安心して出してもらえるようになりたいです。(専修の選手たちへ)優勝を目指してやるんですけど、チャレンジャーとしての気持ちで戦ってほしいです」


冨田直人(平29経済、東亜学園高→専修大→FC東京、ウィングスパイカー)

「日本のトップリーグなので、プレーのレベルが一段と違って、どの選手も持ち味があります。自分は大学時代もサーブとスパイクに磨きをかけてきたので、それを自分の持ち味として、このトップリーグで戦っていくことを心がけています。自分のポジションはレシーブができないと入れないので、レシーブをより心がけて練習しています。同期の猛(小川)が敵チームでやっているのを見て違和感を感じるし、あいつもすごく成長しているので、負けていられないなと触発されますね。同じチームの優磨さん(長友)は自分が大学1年生のときもキャプテンでした。そのときとはチームも変わって、トップリーグだし背負うものも大きいと思いますが、その中でチームを引っ張っている姿を見て頼もしいと思います。自分はまずは試合に出ることが目標で、いずれはスタメンを取ってチームを勝たせられるようにしたいです。サントリーに勝って、高橋さん(拓也、平28経済、東亜学園高)のいる豊田合成にも勝って、ぎゃふんと言わせられるようになりたいです。(専修の選手たちへ)入れ替え戦の後で、気が沈んでいる部分もあると思うんですけど、万全の状態で臨めると思うので、失うものは何もないから、とにかくがむしゃらにがんばってください!」


▲こころよくインタビューに応じてくれたみなさん。左から、冨田さん、小川さん、山本さん、栗山さん、長友さん、藤中さん(撮影=冨樫)


 今回は試合後の貴重なお時間を頂き、本当にありがとうございました。このインタビュー実施にあたり、ご協力いただいた選手のみなさん、関係者のみなさんに感謝申し上げます。これからも選手のみなさんの活躍を心からお祈り申し上げます。

(冨樫幸恵・文3、福井彩乃・文3)