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10月11日、サーティーフォー相模原球場にて東都大学野球２部秋季リーグ戦対青山学院大戦（第２戦）が行われた。前日、髙橋礼（商４・専大松戸高）の好投や打線がつながりを見せるなど、投打が噛み合い、先勝。前日の勢いで２戦目も、連勝と行きたい専大だったが、先制を許す苦しい立ち上がり。そして、打線は相手の３投手の前に最後まで打ち崩すことができず完封負けとなってしまった。結果、青学大との勝ち点の行方は明日へ持ち越しとなった。
▲和田裕生（経済４・福岡大大濠高）主将を中心に円陣を組む
〈スコア〉
青学大｜００３ ０００ ３０１｜７
専 大｜０００ ０００ ０００｜０
〈スタメン〉
１（二）福永裕基（文３・天理高）
２（一）小野田滉平（経営４・東京学館浦安高）
３（指）池間誉人（商２・糸満高）
４（左）平湯蒼藍（経済２・長崎海星高）
５（右）秦匠太朗（経営３・二松學舍大附高）
６（中）山本力也（経営３・熊本工高）
７（遊）大庭樹也（経済１・明豊高）
８（三）岡本良樹（経営２・専大松戸高）
９（捕）深水裕貴（経営２・熊本工高）
Ｐ 堀田竜也（経営４・常葉学園菊川高）
先発のマウンドには堀田が上がる。その堀田は、毎回、ピンチを背負う。初回、１死１、２塁とされるも、セカンドへの併殺に打ち取りこの回はなんとか凌ぐ。２回もランナーを背負いながらも、なんとか抑えるが、苦しい投球が続く。そして、３回表、２死から連打と四球で満塁のピンチを作る。詰まらせながらも、センターの前にボールは落ちランナー二人が生還。続く打者にもタイムリーを打たれ３失点。堀田は３回、３失点、被安打７と本来の投球ができず降板した。味方のミスもあったがその後の投手もピリッとせず、得点を積み重ねられ、登板した投手陣合わせて計７失点と試合を作れなかった。
▲先発堀田
打線は４回までヒットが出ず、得点のチャンスを見出せない。５回に深水のチーム初ヒットでチャンスを作るも後続続かず無得点。最終回に４番平湯、代打工藤祐二朗（商３・韮山高）の連打で意地を見せるも得点できず前日の投打が噛み合った試合とは打って変わって、青学大の投手リレーの前に完封負けとなった。「初めて対戦するピッチャーばかりで情報が少ない中、どうやって打つかが鍵になる」と齋藤監督が話すように、初もの相手にどのような工夫をして打席に立つかが重要となっていく。
▲最終回ヒットを放った４番平湯
この敗戦で優勝争いへあとがなくなった。 明日は勝負の３戦目。優勝戦線へ食い込んでいくために、もう一つも落とすわけにはいかない。
▽試合後コメント
齋藤正直監督
「相手に封じ込められました。スライダーを上手く操られて打てなかった。相手もそうだが初めて対戦するピッチャーばかりで情報が少ない中、どうやって打つかが鍵になる。１勝１敗なので、明日神宮で頑張ります」
和田裕生主将
「先に点を取られた上になかなかヒットが出なかった。投手陣はよくなかったが野手が打っていかないと投打のバランスが噛み合っていい結果が出ないので投手陣を責めることはできない。相手投手はそこまで嫌な感じではなかったが芯で捉えきれなかった。明日勝って、優勝争いに持ちこたえられるようにしていきたい」
▲ベンチから声をかける和田主将
（大河原佳也・文３、写真も）
