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2017.08.07
水泳

【水泳部】関カレ、服部が200m平泳ぎで4連覇、石川が新記録で3冠達成!!

 8月5日から7日の3日間にわたって、第90回関東学生選手権水泳競技大会(関カレ)が横浜国際プールにて行われた。第93回日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)まで1ヵ月を切った今、この大会は専大にとって勢いをつけたい大事な大会である。

 大会1日目、多くの選手が順当に決勝進出を果たした専大。男子400m自由形決勝では、大会新記録をだし予選1位で通過した関矢雄太(経済2・埼玉栄高)を筆頭に、予選2位、3位の林龍之介(経済3・埼玉栄高)、石川條太郎(文3・日本大学高)が出場した。序盤良いスタートを切った関矢、林、石川は互いにトップの座を譲らない均衡したレースをみせる。徐々に疲れを感じ始める後半になると、石川が少しリードしそのすぐ後に林と関矢が続いていく。その後も最後までリードを守った石川は、専大対決を制し3分56秒98という大会新記録で優勝した。準優勝の林、3位の関矢も大会新記録を樹立し、専大の圧倒的強さを見せつけた。レース後石川は「3人でやる前から表彰台をとると目標にしていたので良かったです。あの2人に勝てたのは正直びっくりしました」と笑顔で振り返った。

▲ 全員が大会新記録をマークし笑顔の3人(左から、林、石川、関矢)

 大会2日目、男子1500m自由形決勝に出場した石川は安定したリズムで折り返すと、徐々に周りの選手との差を広げ始める。同種目に出場の塚田大河(文2・湘南工科大附高)、後藤壮(商3・洛南高)は懸命に石川を追うも差はなかなか縮まらない。後半になっても石川の勢いは止まらず15分50秒88の大会新記録で優勝。続く、塚田は最後の最後までの粘りの泳ぎで前の選手を抜き3位、後藤も必死に前を追い5位と両選手自己ベストを更新し次に繋がるレースとなった。

 次に、男子200m自由形決勝では前日のレースで惜しくも優勝を逃した林と関矢、本日2種目目の塚田が出場。序盤から僅差の白熱としたレースが展開するもわずかの差で関矢が100mを1位で折り返す。関矢はそのまま先頭を譲らず自己ベストの1分51秒27で優勝。僅差で敗れた林は準優勝、やや疲れが残っていた塚田は8位でフィニッシュした。

▲「自己ベストを1秒も更新して優勝できたので素直に嬉しい」と振り返った関矢

 

 大会3日目の最終日。女子200m平泳ぎ決勝に出場する服部友香(商4・八王子学園八王子高)、田中亜季(法4・明星学園高)がゲートから登場し仲間たちの前を通ると、服部の4連覇をかけたレースということでチームメイトたちの声援は一際大きくなった。大会1日目、女子100m平泳ぎ決勝では1分09秒72で3位と調子の良さがうかがえる服部。「100m平泳ぎやリレーもいい感じでこれているので、200m平泳ぎも自己ベストに近いタイムで泳ぎたい」と語った服部は、落ち着いた様子でスタートし50mの折り返しを1位で通過する。後半もテンポよく泳ぐ服部は2分28秒13で見事大会4連覇を達成。続く、田中も2分31秒72と自己ベストをマークし5位とインカレに向けて弾みをつけるレースとなった。

▲大会4連覇の偉業を達成した服部(左)と田中

 続く、男子200m平泳ぎには原大輔(経営3・八王子高)と小橋世快(商2・八王子学園八王子高)が出場した。大会1日目に行われた男子100m平泳ぎ決勝では、原が1分02秒90の自己べストで優勝と2冠に向けての期待が高まる。序盤、5レーンの原と6レーンの渡部太一(立教大)が先頭に立つとタッチの差で渡部が先に折り返す。後続との差を引き離し勝負は原と渡部の一騎打ち。原は伸びのある泳ぎで加速すると渡部を抜き2分13秒46の大会新記録タイをマークし優勝。モニターで順位を確認すると驚いた表情を見せながらチームメイトたちに向かってガッツポーズを見せた。小橋は、予選で2分22秒95と自己ベストを更新するも決勝では自分らしい泳ぎができず9位。課題が残るレースとなった。

▲2冠を達成した原

 最終種目は800mリレー。会場の盛り上がりは熱気と声援でピークに達した。女子からは、中島みなみ(経営2・湘南工科大附高)・山田遥(文1・桐蔭学園高)・木澤理寿夢(経済2・武蔵野高)・片岡真菜(商1・淑徳巣鴨高)が出場した。特に、中島は大会2日目の200m自由形決勝で2分03秒33の自己ベストで優勝。山田は400mと200mの自由形で自己ベストで4位と好調だ。中島が良いスタートを切り、上位で引き継ぐと山田、木澤は順位を落とさずアンカーの片岡につなぐ。片岡は全力で泳ぐも前との差は縮まらず8分26秒82の4位でフィニッシュ。表彰台は来年に持ち越しとなった。

▲3日間の戦いを終え笑顔(左から、片岡、木澤、山田、中島)

 男子800mリレーには林、関矢、塚田、石川が出場。円陣を組み、気合いを入れた選手たち。一番手を泳ぐ林は「リレーは自信があり全国でも上を狙っていける種目だと思うので、関東ではもちろん優勝。1部の学校をざわつかせるぐらいのタイムを狙っていきたい」と語ったように、力強い泳ぎをみせ1位で関矢にバトンを引き渡す。続く、関矢、塚田も周りとの差を広げる泳ぎでアンカーの石川に繋ぐ。今大会2種目新記録で優勝の石川は、仲間たちの思いを背負って王者らしい堂々とした泳ぎをみせつけそのまま7分30秒68でフィニッシュ。約2秒も更新する大会新記録で優勝を果たした。

▲インカレでも期待がかかるリレー陣(左から、林、関矢、塚田、石川)

 3日間の熱い戦いは、女子は1部総合5位、男子は2部総合準優勝で幕を閉じた。女子200m平泳ぎで4連覇を達成した服部をはじめ、多くの選手が大会新記録や自己ベストを更新し記録づくしだった今大会。特に驚異的な急成長を見せたのは、前評判を覆し400m自由形において自己ベストを5秒も更新し優勝した石川だ。「専修大学のフリー陣は、誰かがタイムを出したら負けたくないと思っているので、チーム一丸となって成長している」と関矢が語ったように、石川の活躍は専大水泳部に刺激を与えチーム全体としてさらに強くなるだろう。専大水泳部にとっての夏の本番は9月1日から3日に大阪府の東和薬品ラクタブドームで行われるインカレ。4年生にとっては学生生活、そして中には競技生活においても最後となる大会だ。最後まで悔いのない泳ぎをして、それぞれの目標に向かって突き進んでほしい。


≪決勝の結果≫

▽服部友香

100m平泳ぎ 1分09秒72 3位

200m平泳ぎ 2分28秒13 優勝 大会4連覇

「(100m平泳ぎでは)日本選手権とジャパンオープンよりも、タイムが良く久しぶりに1分10秒を切ることができたのでいい感じに調子が上がってきているなと思いました。私は前半が遅く置いて行かれてしまうのですが、その分後半で巻き返していくタイプ。インカレは、予選からしっかり泳いでいかないと決勝はなかなか厳しいと思うので予選からちゃんと体を動かして、決勝に残ったら上の順位を目指していきたいです。」


▽石川條太郎

400m自由形 3分56秒98 優勝 大会新記録

1500m自由形タイム決勝 15分50秒88 優勝 大会新記録

「(400m自由形では)自己ベストのタイムのランキングで言うと7番でした。なので、決勝でなるべく良いコースで泳ぐために予選では攻めていき、予定通りのタイムで泳ぐことができました。決勝では、4分を切ることを目標に、他の2人のほうがベストタイムが早いのでついていこうという気持ちで挑みました。決勝前3人で握手しあって、チームで頑張っていこうって話をしたことでより集中して入ることができました。入水したときに、予選の時よりポジションや上下のタイミングが合って良い泳ぎになってた時にいけるかもしれないって少し思いました。自分は長距離の選手なので、体力を生かして前半ついていければ後半上げて引き離せるかなとレース中考えていました。優勝とわかったとき、タイムが新記録だったのと自分の自己ベストを5秒更新したことが嬉しかったです。5秒更新するっていうのはなかなか難しいことなのでびっくりしました。関カレの時よりもタイムを上げればまた全国の舞台で決勝に残れると思うので頑張りたいと思います。」


▽関矢雄太

400m自由形3分58秒25 3位

200m自由形1分51秒27 優勝

「初日の400mは感覚がつかめず自信がありませんでした。そんな中で、予選からタイムが出せて良かったです。2日目は疲労がとれず不安の中、予選でベストに近いタイムで泳げたのでけっこういいかもしれないと感じました。400mで狙っていたタイムが出せず、このまま悔しい思いで終わりたくないと思っていたので200mはちゃんと自分の泳ぎをして頑張ろうと思いました。ラストもしっかり踏ん張れたので良かったです。(石川選手が優勝したことで)やっぱりすごいなって思ってそれに刺激を受けて自分も頑張ろうって思えました。200mの課題は最初が出遅れてしまうことです。人並みに入って、真ん中をもう少しタイムを上げて今日みたいなラスト良い泳ぎができればインカレでも面白い位置までいけるのではないかと思います。インカレの目標はB決勝・決勝で2回泳ぐことです。去年インカレで悔しい思いをしていて、その思いはインカレでしか返せないと思うのでしっかり調整して良い結果を残したいと思います。」


▽林龍之介

400m自由形 3分58秒08 2位 大会新記録

200m自由形 1分51秒98 2位

「調整していない中のレースで、結果に満足はしていないがインカレに繋がるレースができたと思います。400m(自由形)では、落ち込んでいるときに仲間が『これで終わりじゃないから』って言ってくれて、それで肩の荷が下りてまたインカレに向かってやっていこうと思えました。今回の負けはインカレに向けて逆にプラス思考に繋がりました。今回の負けをしっかりと認めて、次は400m(自由形)の3人の中で1番になって、リベンジしたいと思います。今回のレースでは、ダイブしてからの浮き上がりがうまくスピードにのれていなのと、400mも200mも3つ目のラップでタイムが落ちているのが課題なので、きついときにこそ折り返しの地点で力を出せるように練習していきたいです。インカレでは、個人でA決勝、リレー全種目でB決勝出場を目指し、全種目で得点に絡んでいきたいです。」


▽水戸一成

200mバタフライ 2分04秒68 2位

400m個人メドレー 4分38秒98 5位

「自分が今シーズンメインとしている種目が200mバタフライで、自己ベストは更新できなかったがシーズンベストを更新できたので、そんなに調整していないわりには悪くないなって思いました。後半になると泳ぎが崩れてしまうことからフォームの強化をしてきたが、今大会それができてきたと証明ができたのが良かったです。今回は前半が遅かったので、前半しっかり早く入って後半につなげるためにスピード強化をしていくことが課題です。インカレは200mバタフライのみの出場なので、その1種目に全てをかけたいと思います。目標は長水路で日本選手権のタイムを切ることと、B決勝に残り2本泳ぐこと。年に1回しかない、関カレとインカレに向けてみんなで1年間すごい苦しい思いをしてトレーニングしてきたので、あとはやってきたことをやるだけです。結果やタイム、順位は後からついてくるものだからその時のベストパフォーマンスしようと思います。」

▽門脇翔(経済1・湘南工科大附高)

50m自由形24秒18 7位

100mバタフライ55分18 5位

「初めての関カレで初日は緊張で体が動かなかったのですが、リレーのバタフライではジャパンオープンの標準を切るタイムで泳げました。しかし、前半に早く入りすぎてしまい、後半の体力が持たかったのでペース配分を考えて泳ぐことを練習していきたいです。インカレでは100mバタフライでB決勝に残るために53秒をだしたいと思います。また、リレーでも決勝に残れるようにみんなで協力して頑張りたいです。」

▽田中亜季

100m平泳ぎ1分11秒43 6位

200m平泳ぎ2分31秒72  5位

▽原大輔

100m平泳ぎ1分02秒90 優勝

200m平泳ぎ2分13秒46 優勝 大会新記録タイ


▽小橋世快

200m平泳ぎ2分26秒20 9位


▽木澤理寿夢

50m自由形27秒42 9位

100m自由形 58秒32 8位


▽中島みなみ

400m自由形4分21秒33 7位

200m自由形2分03秒33 優勝


▽山田遥

400m自由形4分19秒76 4位

200m自由形2分04秒75  4位


▽岡田杏実(経済4・日本女子体育附属二階堂高)

200mバタフライ 2分16秒67 8位


▽中村修治(商4・洛南高)

200mバタフライ2分08秒47 8位  

100mバタフライ56秒17 9位


▽中井てずか(経営3・八幡浜高)

200m背泳ぎ2分19秒83 8位


▽小沢一朗(経営2・向上高)

200m背泳ぎ2分11秒61 6位


▽塚田大河    

200m自由形1分56秒21  8位

1500m自由形タイム決勝 16分09秒14  3位


▽伊東裕貴 (経営1・別府青山高) 

200m個人メドレー 2分08秒08  4位

400m個人メドレー 4分30秒83  2位


▽桑原颯大    

200m個人メドレー2分06秒92  2位

400m個人メドレー4分36秒79  4位


▽後藤 壮    

1500m自由形タイム決勝 16分30秒33  5位

100m自由形 53秒25  9位


~ リレーの結果 ~

▽女子400mメドレーリレー

中井・服部・田中・木澤 4分17秒41   7位

▽男子400mメドレーリレー

桑原・原・門脇・林 3分47秒60  2位

▽女子400mフリーリレー

山田・木澤・中島・服部 3分53秒66  6位

▽男子400mフリーリレー

関矢・後藤・門脇・林3分26秒94  4位

▽女子800mフリーリレー

 中島・山田・木澤・片岡 8分26秒82  4位

▽男子800mフリーリレー

 林・関矢・塚田・石川 7分30秒68  優勝 大会新記録

(文=石崎愛奈・法3) (撮影=石崎 / 高田康平・経営1)