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4月22日 秩父宮杯第65回関東大学アイスホッケー選手権大会 ダイドードリンコアイスアリーナ 対東海大学 スコア2-4
前回の試合で大量点を奪い勝利した専大は、昨年のリーグ戦でも対峙した東海大学と対戦。両チームともに運動量が多く、パックの行き来が激しい試合になったが、結果は2-4で敗れた。試合は1点ビハインドで向かえた第2ピリオド1分、#89髙橋雄介(商2・北海高)のシュートで同点に追いつく。しかし、同ピリオド10分に勝ち越しを許すと続けてゴールを許し、リードを広げられた。専大は第3ピリオド18分に#26町野広光(法2・清水高)のゴールで2点目を加えるが、点差を覆すには至らなかった。
《スコア》
1P 0-1(シュート数9-9)
2P 1-2(シュート数10-9)
ゴール 1分16秒 #89髙橋雄介(商2・北海高)
3P 1-1(シュート数8-7)
ゴール 18分43秒 #26町野広光(法2・清水高)
合計 2-4(トータルシュート数27-25)
展開的にチャンスの場面はいくつかあったが、そこで思うようなプレーができなかった。対戦相手の東海大が反則を犯したのが計6回。パワープレイの状況を生かして得点できたのが1回だけと、少々物足りない結果に終わった。
最初の反則でパワープレイを得たのが第1ピリオド8分。このチャンスをものにし、試合の主導権を握りたかったが、決め手を欠き、動きはなく最初のパワープレイは終了した。その後12分、今度は反対に専大の反則で1人が退場する展開。選手たちも決死の守りを見せたが、相手シュートをゴールキーパーが弾き、こぼれたところを押し込まれ先制点を献上した。
第2ピリオド開始直後、再び相手の反則でパワープレイのチャンスがめぐってくる。前ピリオドではチャンスを逃していたが、ここは#89髙橋がやや離れた位置からシュートを放ち、パックはそのままネットに吸いこまれた。
▲一時は同点となるシュートを放った#89髙橋
第2ピリオド序盤で追いついた専大。しかし、東海大の攻撃を防ぎきることができず、第2ピリオドでは計2失点。第3ピリオド序盤でも1点を失い、リードを広げられた。
▲第3ピリオド18分、#26町野がゴールそばのパックを押し込んで1点を返した
試合後、「泥臭く点を取りにいくウチのホッケーができなかった」と振り返った高橋裕一監督。序盤のパワープレイを生かせずに終えると、反対に先制を許し、相手に試合の流れを渡してしまい、「パターンとしては1番悪かった」と苦しい展開を強いられた。
専大は大会11位をかけて最後の1試合に挑む。秋から始まるリーグ戦に向け、収穫の多いゲームを展開したいところだ。
試合後のコメント
高橋裕一監督
「シュート数も拮抗していたし、内容的には悪くない試合だったが、シュートを決めてほしい場面で決めることができませんでした。キルプレーの間に失点を許し、流れを相手に渡してしまいましたね。点を取るときは泥臭く、守るときは体を張って、それがウチの目指すホッケーなので、そこは徹底したいです」
#23福島健一主将(経済4・北海高)
「自分たちの悪いところが出てしまいました。数的不利の状況を作り出し、自滅を招いてしまいました。シュートを決めるときは決める、シュート1本ごとの精度を普段の練習から意識して取り組んでいく必要があると思います。次の試合が大会最後なので、全力で勝ちを取りにいきたいです。秋のリーグに繋がる試合をします」