最新ニュース
4月23日（日）、春季リーグ戦第6日、小田原アリーナにて順天堂大と対戦した。ここまで専大は敗戦が続いていたが、セットカウント3-1でリーグ戦初勝利を収めた。
スターティングメンバ―
#1 小森郁己（経営4・佐賀商高）
#2 平原隆也（経済4・都城工高）
#4 井上創太（経済4・東福岡高）
#7 為我井太也（文3・東亜学園高）
#11 柏田樹（経営2・都城工高）
#12 畑中辰斗（経営2・松阪工高）
#19 東拓巳（経営1・開智高）
#20 久保裕太（商1・都城工高）
第1セット、相手のミスが続いた隙に、#1小森がブロックをうまく利用して着実に得点を重ねる。途中、順天堂大のブロックに引っかかる場面も見られるが、攻撃陣が#7為我井と息を合わせて果敢に攻め、25-22でセットを先取する。
第2セット、開始早々の2点連続ブロックポイントや#11柏田の速攻でリズムをつくる。しかし、順天堂大もスピードのある攻撃やフェイントを織り交ぜて、点を取っては取られてのシーソーゲームが続く。18-17からの3連続得点で相手が勢いに乗りかけるが、要所で#19東、#11柏田のブロックが決まりデュースに持ち込む。最後まで粘るが24-26でセットを落としてしまう。
第3セット、立ち上がりから#19東が次々に得点。第2セットに続きブロックで相手の攻撃を封じ、ミスを誘うと16-7と大きくリードする。後半、順天堂大が徐々に調子を戻してくるが、最後の一打は#19東が決め、25-16と危なげなくセットを奪い返した。
▲スパイクだけでなくブロックでも活躍を見せた#19東
第4セット、後がない順天堂大は、序盤から高さを活かして攻撃を仕掛けてくるが、専大も#20久保、#19東の、のびのびとしたプレーで応戦する。その後も競り合う展開が続くが、#1小森が主将としての意地を見せ得点を量産。#2平原も好レシーブで見せ、攻撃に繋げた。25-24とマッチポイントを握ると、#20久保の強烈なサーブが相手のレシーブを弾き、26-24、セットカウント3-1で勝利した。
▲ 要所で確実にスパイクを決めた#1小森
順天堂大戦では、#11柏田、#12畑中、#19東を中心に要所でのブロックが光った。リーグ戦初勝利を収め、現在10位の専大。ここからは負けられない試合が続くが、この勢いに乗って専大の力を発揮し、結果に繋げてほしい。（文、撮影=福井彩乃・文3）
#1小森主将
「今日は負けられない相手だったが、それでもみんなで楽しくできた。いつもよりミスが少なくて、攻撃に集中できたことが勝因。ブロックも何本か決まり、そこから勝利につながった。2セット目は取られたが、取られたものは仕方ないのでまた頑張ろうと話して、それを実行できたのはよかった。次の相手は明大だが、今日のようにミスを少なくして、ブロックポイントが出れば十分に勝てると思う。」
