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2016.11.27
卓球

【卓球部】全日本学生選抜、男子は三部が3位で今年最後を飾る

◆11月26日、27日 全日本学生選抜卓球選手権大会 千葉県流山市・キッコーマンアリーナ


 26日より全日本学生選抜卓球選手権が行われ、専大から男子は5人が出場。三部航平(商1・青森山田高)が3位入賞し、田添健汰(商3・希望ヶ丘高)がベスト8入りを果たした。



【決勝トーナメント結果】

▷男子

1回戦

○田添健汰 4-0 上村慶哉(早大)

○三部航平 4-1 坂野申悟(中大)

○及川瑞基 4-0 和田航大(愛工大)

●田添 響 2-4 吉村和弘(愛工大)

準々決勝

●田添健汰 3-4 丹羽孝希(明大)

○三部航平 4-2 及川瑞基●

準決勝

●三部航平 3-4 丹羽孝希(明大)

3位決定戦

○三部航平 4-2 定松祐輔(中大)



 本大会は、先に行われた全日本大学総合卓球選手権大会・個人の部においてベスト16入りをした選手に、留学生と学連推薦者を加えた男子27名、女子23名がシングルス競技でそれぞれ優勝を争う大会である。大会は初日に予選リーグが行われ、勝ち上がった男女16名づつが2日目の決勝トーナメントに進出できる。

 田添は1敗で予選を通過すると、決勝トーナメントの初戦では早大で主将を務める上村と対戦。第1ゲームを決めては返されの大接戦の末、19-17でものにすると勢いに乗れたか後のゲームは危なげなく獲得し、終わってみればゲームカウント4-0のストレート勝ち。そして迎え撃つのは明大のエース丹羽だ。多彩なサーブを持つ丹羽に対して、なんとか食らいつきデュースまで迫るがゲームを奪うことはできない。序盤2ゲームを連続で落としてしまう。このままでは終われない田添も第3ゲームで立て直しに成功し、フルゲームまで持ち込む。しかしあと1歩及ばない。最終ゲームは9-11で落とし準々決勝で敗退することとなった。

▲田添は丹羽を相手にあと一歩まで迫る善戦を見せた(撮影=冨樫)


 三部もまた予選リーグを1敗で終え決勝トーナメントへと駒を進める。準々決勝では1年次の及川瑞基(商1・青森山田高)との同校対決を制し勝ち上がった準決勝の相手は、先ほど田添を破った丹羽である。試合序盤は予想に反して三部ペースの運びになる。勢いを武器に第1ゲームを取ると、第4ゲームでは相手を1桁ポイントに抑え奪取。しかし丹羽も着実にポイントとを積み重ねて、試合はこちらもフルゲームとなる。そして最終ゲーム。先にマッチポイントを許すも、三部はそこから脅威の粘りを見せてデュースにまで持ち込む。しかしここからの1ポイントが奪えなかった。連続でポイントを奪われ、最終ゲームは10‐12とわずか2ポイント差に泣き敗戦となった。

 準決勝で負け、そこからの切り替えがが大事となる3位決定戦は定松(中大)との対戦となった。敗戦の悪いイメージを払拭できないのか第1ゲームは手も足も出ずにあっさりと奪われてしまう。しかし第2ゲームでは相手のペースながら、ミスを逃さない着実な卓球でわずかにリードしてものにする。三部にとって切り替えのためにはこれで十分だった。やり返しとばかりに3,4セットを大差で手にすると、6セット目も点差を引き寄せず11-6で獲得し、ゲームカウント4-2で勝利。三部はまだ1年次とは思えないほどの十分すぎる結果を残し大会を終えた。

▲勢いを武器に果敢に攻め込む三部(撮影=冨樫)


(木村健人・商3)


【試合後コメント】

田添健汰

「(この結果を受けて)予選リーグで1敗してしまったが、この敗戦からの切り替えが難しかった。優勝のチャンスは十分にあっただけに悔しい大会だった。(丹羽について)サーブの種類が多くチキータを始めとした攻撃も速い。速さで勝てないならとパワーで押す戦法を取った。あの試合は最終セットよりも第1セット・第2セットのデュースを取りきれなかったことが敗因。勝負どころの強さが必要。ここを克服しながら次へと進みたい」

三部航平

「(大会の感想)ベスト8入りを目指していたが、ここまで来たら決勝へ行きたかった。(丹羽について)自分は挑戦者。負けてもいいという気持ちで思い切ってやれた。(3決での切り替えについて)正直切り替えはできずに臨んだが、試合途中でなんとか切り替えられた。この試合は上手く行ってよかったと思う」