専大スポーツ編集部

（スターティングメンバー）

S ＃１ 山本湧（商４・東亜学園高）
WS ＃６ 藤中謙也（経営３・宇部商高）
MB ＃７ 高橋拓也（経済３・東亜学園高）
MB ＃８ 小林之紘（経営３・創造学園高）
WS ＃１２ 川波潤也（経営２・九州産大九州産高）
WS ＃１８ 小森郁己（経営１・佐賀商高）
L ＃２５ 井上創太（経済１・東福岡高）

   第１セット、始まるや否や法政大に４連続ポイントを許す。相手のサービスアウトで１点目を貰うも攻撃権を長く続けられず、序盤の４点差が縮められない。打つスパイクはブロックに悉く阻まれる。ブロックを気にするとスパイクはアウトになる。セット後半ではエース藤中がスパイクを連続で決めるも、その点差は広がり、２０－２５でセット先取をされた。

   どうにかこの悪い流れを断ち切りたい第２セット。お互いにミスも少なく１点ずつの攻防が続く。相手のサービスアウト、スパイクアウトで専大が７、８点目を取り初リードを奪う。しかし、ここからセッター山本とアタッカー陣のコンビが上手く合わなくなり始める。じわりじわりと点差が開いていき１７－２５と大きく離され、セットカウント０－２。

   もう後がない第３セット。中々決定的な攻撃がない専大は小森に代わって古賀琢也（経済３・佐賀学園高）が入る。上手く機能してポイントを稼ぎたかったが、またもや序盤に４連続失点など点差が広がる。相手のミスで点を貰うような状況も続き、悪いムードが漂う。高さのある高橋がブロックやスパイクを決めるも続かず、１７－２５。セットカウント０－３で敗戦した。

   昨秋リーグ戦で２部から１部に上がってきた法政大。実力差はない、寧ろ上回っているだろうだけにとても悔しい一戦となった専大。残るは２戦。専大らしいプレーで一戦一戦を確実に勝っていってほしい。

（小川 史緒梨・文３）




以下はコメント

吉岡達仁監督
「（今日の試合は）選手が試合をやっていないようなものだった。誰もノっていなく自滅しただけ。特に藤中は話にならない。
  チームを作る、まとめることに重点を置かなければならない状況がずっと続いていて、対法政大練習や対東学大練習すらできていない最悪の状況。
  （明日の東学大戦は）小林を外して、川波をセンター、古賀をレフト、小森をライトにする。長い目で見てチームを作らなければならない」

山本主将
「（今日の試合は）雰囲気が悪い。何をやっても上手くいかなかった。明日は切り替える。一勝でも多く獲りたい」