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関東大学サッカーリーグ第9節、筑波大戦が龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールドにて行われ、得点ランキングトップの前澤甲気(経営4・清水商業高)のゴールなどで2-0の勝利を収め、首位の座を守った。
「(筑波大は)技術があるチーム」と源平貴久監督が語るように前半は相手に中盤を支配され、自分たちのリズムを作ることができない。41分にはGKをかわされ、シュートを打たれるもボールはクロスバーの上へ外れ、相手に助けられる場面も見られた。しかし、45分に相手DFがペナルティエリアでハンドを取られ、PKを獲得。これを今節ケガから復帰したばかりの仲川輝人(商4・日体荏原高)が決め、先制点を挙げる。前半は1-0で折り返す。
後半開始早々、49分に萩間大樹(経済3・瀬谷高)が相手を倒したとしてPKを取られてしまう。しかし、福島春樹(法3・静岡学園高)が見事にセーブ。ピンチを脱する。88分に中央左で獲得したFKを前澤がゴール右隅に決め、追加点。得点ランキングトップとなる8点目を決める。試合はこのまま試合終了。首位をがっちりキープした。
(曽雌達哉 文3)
▲得点ランキング単独トップの前澤。今シーズンは8得点を挙げる。(撮影:古谷皓平 文1)
▲今節でケガから復帰した仲川。大学入学以来初めての長期離脱で新しい発見もあったという。(撮影:古谷)
源平監督コメント
―試合を振り返って
「PKとセットプレーでの得点で結果がついてきた感じ。グラウンド(の状態)が良くなかったのでベストを出せなかった」
―次節(明大戦)に向けて
「今シーズン1番力のあるチーム。胸を借りる気持ちで臨みたい」
前澤さんコメント
―試合を振り返って
「グラウンドコンディションが悪く、後半ミスから流れが悪くなった」
―FKでの得点となったが
「小学生ぶりのFKの得点。正直驚いた」
―現在得点ランキングトップだが
「やっぱり意識しています。追うよりも追われる方が良い」
仲川さんコメント
―復帰戦となったが
「体力的に違和感はなかった。キレの部分がまだ戻ってきていない。
―ケガの状態は
「痛みはない。徐々に戻していくという感じ」