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2016.11.14
準硬式野球

【準硬式野球部】4年生引退コメント

 秋季リーグ、10月26日に行われた対東海大戦が4年生にとって最後の試合になった。今年の準硬式野球部は関東選手権3位に始まり、秋季リーグは最下位と波乱に満ちた1年だった。そこで、この秋季リーグを機に引退することになった4年生に自らの4年間やチームメイトとの思い出について語ってもらった。



◯外野手・金子翔馬(法4・新潟明訓高)

「最初この部に入ったときは練習の環境や選手主体でやることにびっくりしたけど、その中で自分たちで決めてやる楽しさを感じられたし、自分たちでやらないといけないという自覚も芽生えた。(印象深かったこと)1年生のときに出場した全日本で初めて全国大会に出場してレベルの高さを感じ、1つの勝利に対して全力になれた。(4年生へ)4年生は試合に出ていたやつも多いので、一緒にプレーしていたときの思い出が強い。ふがいないキャプテンだったと思うし、ついてくるのも大変だったろうけど、一緒に野球をやれてよかった。最後の最後まで『これでいいのかな』と思うことが多く、自信なさげだったけど、今年の春関東大会で3位になれたし充実した1年間だった。(後輩へ)キャプテンなど、中心になって引っ張っていく存在もいるけど、このチームは全員で作りあげていくチーム。自分がどういうチームにしていきたいか、みんなで作っていくんだという意識を持ってほしい。(専大準硬式野球部とは)『自覚と責任』ですかね。一言で言うのは難しいですけど、自分たちでやらなくちゃいけないのが準硬式野球です。」



◯投手・藤後彰太(経営4・県岐阜商高)

「自分勝手にやらせてもらった4年間だった。成功や失敗をして、将来の夢のために成長できる良い環境だった。(4年間で印象深かったこと)一つ目は2年生のとき、最多勝をとった陽一さん(高橋陽一、平27経営)という素晴らしい方と一緒にプレーできて、本当に宝物になった。二つ目はやっぱり、関東大会の法政戦で勝ったこと。個人的に『勝たなきゃ』という想いはあったし、周りからも期待されてるのはわかってた。チーム全員で勝てたあの試合は忘れられない。(後輩へ)期待してるのは投手ともあって、やっぱり岡本(和記、商3・金光学園高)と阿部(拓磨、経営2・専大松戸高)。2年間、自分は結果を出せなかったけどついてきてくれた。なかなか結果が出ない時も前を向いて3人でコミュニケーションを取りながら努力できたのは楽しかったし、やりがいがあった。(4年生へ)翔馬とは1年生から2人だけ試合に出てたのもあって2人で引っ張っていこうという想いがあった。でも4年になって、翔馬に何もしてあげれなかった。まあ4年生には色々あり過ぎるので、『ありがとう』の一言です。(専大準硬式野球部とは)宝物ですかね。高校時代とは違って、こういう性格になったのも準硬式野球部に入ってからだし、準硬式野球部に入って変わることができた。宝物にして大事にしまっておきます。」



◯外野手・猪股瑛司(商4・専大松戸高)

「準硬式野球部では高校のときと違って、自分でやることの大変さを感じた 。それでも今年の春ベストナインをとれたし、たくさんの経験をすることができて、毎日しっかりやってきてよかった。(選手主体だから)自分で考えないとチームも自分も成長できない。(印象深かったこと)4年生の春にベストナインをもらったこと。自分のやってきたことが形になって良かった。試合をあげるなら関東大会、3位という成績は4年間で1番良かった。今までチームでがんばってきたことが身になって嬉しかった。(4年生へ)衝突したり、意見が合わないこともあった、それでも自分含めみんなでよくまとまってがんばれた。みんなには『ありがとう』って言いたいですね。(後輩たちへ)これから大変なことが待っていると思うので、1日1日を無駄にせず、一球一球全員で頭使ってがんばってください。今年の秋は6位だったので来年は下克上を期待してます。(専大準硬式野球部とは)『自分を高めてくれるもの』、主体性が高く、それでいて楽しみながら自分を高めてくれる。ここ(準硬式)での経験は、これからの自分の人生に役立つものがたくさんあったように感じますね。」



◯外野手・風見健太(経営4・竜ヶ崎第一高)

「大変なことも多かったがこのチームでやってきてよかったと思う。楽しく野球できたなと思える4年間だった。(印象深かったこと)2年秋に初めて4番として出場した中大戦で初回に先制タイムリーを打ち、勝って、勝ち点を得た試合。(後輩について)3年の福井(亮太、商3・県岐阜商高)と小林(祐二、商3・滝川第二高)。特に福井は同級生以上に仲良くしてていつも一緒にいたかなってくらい。(4年生へ)自分のことばかりでチームのために行動できず、すいませんでした。(後輩へ)後輩のおかげで気分よく、楽しく野球ができた。来年からも頑張ってほしい。」



◯内野手・民谷拓郎(経済4・専大松戸高)

「1年次からベンチに入れてもらい、その経験が活きた4年間だった。自分の場合は学生ながらも試合の指揮を執る立場だったが、学生でこの経験を出来たということは自分の人生においていい経験となった。(印象深かったこと)今年の関東選手権の準決勝で0対1で負けたこと。勝てる試合だったし負け方も悔しいものだった。この試合が心に残ってしまっている。(後輩について)神山(琢郎、経営3・県岐阜商高)と豊田(祥之、法3・盛岡大附高)かな。特に神山は寮でも一緒で、色々とかわいがってきた。来年は神山を中心にチームがまとまる事になるので期待している。(4年生へ)4年間このメンバーで野球ができて楽しかった。いい仲間とできたなと思う。すごく感謝しているありがとう。(後輩へ)自分たちがいなくなることで全日本を知る人がいなくなる。その状態から全日本に行くということは難しいと思うが、全日本に出場しない世代がないように来年なんとか出場してほしい。」



◯主務・盛一杏実(文4・金沢錦丘高)

「楽しいことだけじゃなく、辛いこともあった4年間だったけど、この準硬式野球部が好き。支える立場だったのにどんなときも、みんなに支えられた。『ありがとう』と伝えたい。(後輩へ)マネージャーはただ、楽しいというだけじゃできない。『応援する者は応援される者より強くあれ』という言葉を先輩から頂いて、その想いを持ってやってくることができた。その想いを引き継いで頑張ってほしい。(4年生へ)支えなきゃいけないのに逆に支えてもらうことばかりだった。4年生16人はこれからもずっと大事にしていきたい。」



※取材にご協力いただき、ありがとうございました。4年生の皆さま、4年間お疲れ様でした! 専大スポーツ準硬式野球担当一同