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11月20日平成28年度関東大学アイスホッケーリーグ戦対立教大学 スコア 専大13-0 立大
専大が立大を相手に大勝をあげた。試合は第1ピリオド1分、#23福島健一(経済3・北海高)が早速シュートを決めて先制すると続く3分には再び福島がゴール際のパックを押し込むシュートを決めて序盤から試合の主導権を奪った。第1ピリオドは福島のほかに#20鈴木壱斗(法3・北海道栄高)が同じく2ゴールを決めるなど計5得点。その後も攻撃の勢いは止まらず、計13得点をあげての圧勝だった。また、この試合で福島と鈴木は1試合3ゴールを記録し、チームの勝利に大きく貢献した。
▲この試合計3得点をあげた福島(写真左)
≪スコア≫
専大 13-0 立大
1P 5-0 (シュート数 30-1)
ゴール 1分17秒 #23福島健一
3分54秒 #23福島健一
12分45秒 #20鈴木壱斗
14分12秒 #20鈴木壱斗
17分08分 #10三浦真一朗(法4・東北高)
2P 1-0 (シュート数 17-4)
ゴール 19分32秒 #21上村良一(法2・北海道栄)
3P 7-0 (シュート数 26-1)
ゴール 5分11秒 #11東山哲士(法4・北海高)
6分17秒 #23 福島健一
6分26秒 #91生駒虹樹(法1・武相高)
7分4秒 #17石橋広大(法1・苫小牧工業高)
12分33秒 #8宮下和輝(法4・北海高)
13分33秒 #20 鈴木壱斗
17分56秒 #81東山凌士(法2・日光明峰高)
トータルシュート数 73-6
今季のリーグ戦の最多得点となる計13点。最後まで怒涛のゴールラッシュだった。第1ピリオド開始直後から果敢に攻め込み、1分にいきなり福島が先制点となるゴール。これで勢いに乗ったか、福島は3分にも追加点のゴール。わずか3分で2点のリードを奪う展開となった。
▲2点目のゴールを決めた福島。相手ゴールキーパーの間をかわしてパックを押し込んだ
第1ピリオド12分、14分には鈴木がこれまた続けてゴールを記録し、点差をさらに広げる。終盤17分に#10三浦が決めた5点目のゴールは、試合を決めるには十分すぎるものだった。
▲チーム3点目となるシュートを決めた鈴木
▲5点目のゴールシーン。敵の守りが薄くなっていても三浦は落ち着いてパックを押し込んだ
専大は最後まで攻撃の手を緩めることなく、第2ピリオドには1点、第3ピリオドには7点を加え立大に反撃する隙すら与えなかった。第3ピリオド6分には福島が、13分には鈴木がそれぞれこの試合自身3点目となるシュートを決め、2人揃ってハットトリックを記録した。
13得点をあげて大勝し、ベンチも観客も大きくわいた一方で、高橋監督と東山哲士主将は浮かれることなく試合の反省点を口にする。2人から共通して聞かれたのが、「シュート数の確率」についてのことだった。この日専大が記録したシュートは合計で73。13得点に対して放ったシュートが73というのは決して確率が良い数字とはいえない。高橋監督は「このシュート数なら20ゴールくらいは決めてほしい」とさらなる課題をあげた。リーグ最終戦となる大東文化大学との試合では、今日ほどシュートのチャンスは期待できない。だからこそシュートの精度を高める事が重要になってくるだろう。
試合後のコメント
高橋裕一監督
「前回の試合で負けてしまい、選手もモチベーションを保つのが難しいというなかで、次の試合(大東大戦)につながる試合をしようと思い、結果として勝つことができたのでよかった。4年生にとっては次の大東大戦が東京でやる最後の試合になる。最後4年生がどれだけチームを引っ張ってくれるか、そのほかの選手は自分の役割をしっかり果たしてくれるか、このチームにはスター選手がいないのでリーグ戦最後の試合、チーム全員に期待しています」
東山主将
「13点取ったことは良かったことなのだろうけど、シュート数の割には点を取ることができなかったと思う。前回の大東大戦は引き分けて、でも勝てる要素のある試合だったと思うので次は借りを返したい。次の試合が東京でやる最後のゲームになるので、全員で戦って、やってきたこと全部出しきりたい」
(飛田翼・文2)