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10月10日 平成28年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 対立教大学 スコア 10-2
専大が中盤から大量点を奪い、立教大相手に大差をつけて勝利した。第1ピリオドでは点の取り合いとなるも、第2ピリオド以降は専大の攻撃が爆発。このピリオドまでに3点のリードを奪うと、第3ピリオドではさらに5点を奪い立教大を突き放した。
▲チーム2点目のゴールを決め、笑顔を見せる吉岡(写真左から2人目)
≪スコア≫
専大 10-2 立教大
1P 2-2(シュート数18-10)
ゴール 8分28秒 #11東山哲士(法4・北海高)
16分00秒 #9吉岡大輝(経済3・北海高)
2P 3-0(シュート数20-7)
ゴール 4分39秒 #20鈴木壱斗(法3・北海道栄高)
7分42秒 #20鈴木壱斗
12分28秒 #81東山凌士(法2・日光明峰高)
3P 5-0(シュート数21-4)
ゴール 2分39秒 #91生駒虹樹(法1・武相高)
4分50秒 #10三浦真一朗(法4・東北高)
6分35秒 #9 吉岡大輝
7分35秒 #8 宮下和輝(法4・北海高)
16分58秒 #21 上村良一(法2・北海道栄高)
トータルシュート数 60-21
試合開始後、専大は立教大に対して果敢に攻めていく。早速試合のペースをつかんだかに思われたが、プレーが止まった直後の攻撃を凌げず開始3分に失点。高橋裕一監督も「ここ数試合ずっと先制点を取られている」と話していただけに、防ぎたい失点だった。
すぐさま反撃に転じたい専大。依然攻撃の時間は立教大より長いが、相手の守りも堅く、シュートを放ってもゴールにはならない。攻めのペースでは相手を上回っているが点は入らず、少し嫌な雰囲気が漂った。それでも8分に#11東山哲士(法4・北海高)、16分には#9吉岡大輝(経済3・北海高)のシュートで専大は逆転に成功する。だがその直後立教大も反撃に転じ、1点を追加。逆転したもののすぐに同点とされてしまった。
しかし、第2ピリオドの4分、7分に#20鈴木壱斗(法3・北海道栄高)が連続ゴールで一気に勝ち越しに成功。チームに勢いを呼び込むゴールだった。その後は本来の調子を取り戻したか、相手を寄せつけない攻撃で次々とゴールを奪っていく。攻撃は最大の防御と言わんばかりに相手に反撃する隙を与えなかった。
▲この日出場したGKの#32中野皓太(法2・筑陽学園高)。序盤に失点こそしたが、その後は無失点でチームのゴールを守りきった。
大勝した一方で課題も見つかった。ここ3試合、専大はいずれも対戦相手に先制点を許している。今日の試合も結果的には大差をつけて勝利したが、先制点を取られたことで序盤苦しい展開を強いられた。東山主将も「どんな相手でも先制点を取らないといけない。第1ピリオドの戦い方が大事」と話すように、試合開始後の立ち上がりをチームの課題としてあげている。次戦で当たる大東文化大学はここまで無敗のリーグ首位につけているだけに試合開始の立ち上がり、先制点が重要になるだろう。
試合後コメント
高橋裕一監督
「今日は2失点してしまったのがすべて。無失点で勝つのが目標だったので、点差をつけたから良かった試合だったとはならない。昨年のリーグ戦も前半はあまり良くなかったので後半戦からのまとまりに期待したい。次の大東文化大学戦は苦しい戦いになるだろうが、とても大事な試合になる」