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平成28年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 対青山学院大学 スコア 4ー3
専大が逆転勝利でリーグ2勝目を記録した。第1ピリオドで2点を失うも第2ピリオド開始すぐさまに2点を奪い、♯12松浦輝(法4・私立東野高)のロングシュートで一気に逆転。試合終盤に一時は追いつかれるも、最後は#8宮下和輝(法4・北海高)のペナルティー・ショットで再び勝ち越した。主将の#11東山哲士(法4・北海高)は「先制点を許してしまったが、悪い状況から自分たちで流れを変えることができた。みんなで取ったこの勝ち点3は大きい」と逆転勝利を振りかえった。
≪スコア≫
専大 4-3 青学大
1P 0-2(シュート数12-6)
2P 3-0(シュート数12-6)
ゴール 56秒 #21 上村良一(法2・北海道栄高)
3分28秒 #10 三浦真一朗(法4・東北高)
9分54秒 #12松浦輝(法4・私立東野高)
3P 1-1(シュート数13-8)
ゴール 19分10秒 #8 宮下和輝(法4・北海高)
トータルシュート数 (33-20)
10月1日に行われた対東海大戦では中盤に先制点を許すと、そのまま最後まで得点をあげることができず、0-1で敗れた。この日も試合開始後2分にいきなりシュートを決められ、さらにもう1点を追加される。第1ピリオドを終えた時点で2点のリードを許す苦しい展開になった。
それでもこの劣勢を物ともせず、第2ピリオド直後56秒に青学大の反則でメンバーが1人少ないパワープレイの状況から#9吉岡大輝(経済3・北海高)がロングシュート、これがゴールまで到達し、まず1点を返す(吉岡の記録はアシスト)。
依然としてパワープレイの状況は続き第2ピリオド3分、今度は#10三浦が相手ゴールそばのパックを押し込んで同点のシュートを決める。わずか数分で試合を振り出しに戻す、怒涛の反撃を見せた。第2ピリオド9分には#12松浦のシュートでさらに1点を追加、貴重な勝ち越しゴールとなった。
▲勝ち越しのシュートを決め、力強く吠える#12松浦
第3ピリオドになると相手の攻撃もなんとか追いつこうということで先ほどよりも激しさを増してくる。専大も決死の守りで応戦したが、試合残り時間2分弱というところで同点ゴールを決められてしまう。この同点ゴールに東山主将も試合後に「3対2で勝っていたのに攻め急いだ結果、数的不利の状況を作ってしまった」と振り返る痛恨のゴールだった。
しかしチャンスはすぐにめぐってきた。残り時間50秒、青学大の反則で専大がペナルティ・ショットを獲得。#8宮下が確実にシュートを決め、これが決勝点となった。
▲ペナルティー・ショットを決めた#8宮下
序盤に先制点を奪われながらも最終的にはシーソーゲームを制した専大。今日のような接戦に勝利できたことは今後のリーグ戦においても大きな意味を持つだろう。
高橋裕一監督
「今日は試合の流れに助けられた。ときにはこういう試合もあるのでポジティブに捉えたい。競り合いの試合を取れたことは今後精神面で自信になるはず。2試合続けて先制点が取れなかったのでそこがウチの課題になってくる」
(飛田翼・文2 写真も)