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10月5日、神宮球場にて、対日本大学第2回戦が行われた。結果は初回から4失点をするなどこの試合、計11失点。ディフェンス面が総崩れし、3対11と完敗。前日のサヨナラゲームの勢いをつなげることができず、今秋を象徴する試合となった。
今季初の勝ち点をかけた先発には髙橋礼(商3・専大松戸高)。髙橋は初回から苦しいピッチングをしいられる。連打を浴びるなどいきなり2失点をし、ランナー1人を置いて、相手6番打者にレフトスタンドへ運ばれ、痛恨の一発を浴びた。「昨日の勢いを初回で台無しにしてしまった」と齋藤正直監督。この4失点が大きく響き、終始リードを奪われる試合運びとなった。6回にはレフト・森山恵佑(商4・星稜高)が後逸し、バッターランナーがホームまで生還するなど、この試合、ミスが目立った。結局、11失点と課題の投手陣を中心としたディフェンス面が大きく崩れ、今季を象徴するかのような試合となった。
打線は1、2年生が活発だった。3回表、1番池間誉人(商1・糸満高)が右中間へあと少しでホームランかという当たりを放ち、2ベースヒットで出塁。2番伊與田一起(経営4・明徳義塾高)が送りバント。そして、いまやチームに欠かせない存在となった今秋好調の3番福永裕基(文2・天理高)がライト前へきっちり弾き返し、タイムリーヒットを放った。また、5回表、2アウト2、3塁から前日3打数3安打と状態を上げてきた5番平湯蒼藍(経済1・長崎海星高)がレフトへタイムリー2ベースヒットを放ち、この試合も複数安打と好調をキープしている。
▲積極性生かし2ベースヒットを放った1番池間
▲今日もチャンスでタイムリーを放った頼りになる3番福永
明日は負ければ勝ち点を落とすといういまだ勝ち点のない専大にとって大事な試合となる。スタンドとグラウンドの選手とが一致団結し、必ず勝ち点を掴みたい。
▲大きな声援を送る専大スタンド
(文=大河原佳也・文2、写真=大河原、冨樫幸恵・文2)
▼以下コメント
齋藤正直監督
「昨日からの勢いを、初回で台無しにしてしまった。森山ら上級生のミスも目立ち、試合が崩れた。明日、頑張ります。」
森山主将
「結果関係なく、一戦一戦気持ちを前面に出して戦い抜くだけ。持ってるベストを尽くすことだけを考えてやっていく。」