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5月3日に国士舘大学グラウンドにて東都大学野球春季リーグの国士大戦第1戦が行われた。ここまでの春季リーグで3大学と対戦したうち、初戦を勝利で飾ることができた試合はない。前週の立正大戦で初の勝ち点をあげることができたものの、後半戦においてチームに勢いをつけるためにも初戦を白星でスタートすることがカギとなる。
しかし初回、先発の角田皆斗(商4・栃木工高)が先頭を歩かせ、盗塁と送りバントで1死3塁のピンチを招くとワイルドピッチで相手に先制を許す。2回、3回にも連続で失点し、2回2/3を4失点で降板した。今回は変化球を見極められる場面が目立ち、ファーストストライクをとりにいったところを狙い打ちされてしまった。その後の投手陣も相手打線につかまり、合計で17安打を浴び勢いを止めることはできなかった。
打線も相手投手の前になかなかチャンスを作り出すことができない。5回には7番濱田竜之祐(商3・鹿児島実業高)のライト前ヒットと、8番河野優作(経済2・尾道高)のライト線のツーベースで2死2、3塁と絶好の機会を作り出すも、後続が倒れるなどチャンスを生かしきれない。7回の6番森山恵佑(商2・星稜)のタイムリーと、8回の1番重野雄一郎(経営3・専大松戸高)のホームランがせめてもの抵抗で、またしても初戦を落としてしまう結果となってしまった。
(新井健太郎・文2)
以下はコメント
斎藤監督
投手に馬力がない。いいボールは投げられるけど、相手を抑えられるボールに直結していない。見えない相手と戦っても仕方ないので、相手打者と向き合ってほしい。(今日の展開について)点差が開いても、「勝てる」ではなく自分の打席にいかに集中してしぶとさをだしていかないといけない。(明日へ向けて)勝ち点制だから次をとれればいい。負けられないの一言です。
国士大|121 020 201|9
専大 |000 000 110|2