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9月11日、秋季リーグ戦第4日が行われ明大と対戦した。これまで練習で力を入れてきたというブロックで流れをつくり、#2小川を中心に得点を重ねた。「絶対に勝ちに行く」と、チーム全体で気持ちを一つに、相手にぶつかっていく姿勢を見せ、見事、ストレートで勝利し、リーグ戦初勝利を収めた。
(撮影=飯塚恒成・文3)
専大 3(25-23,25-21,25-21)0 明大
スターティングメンバ―
#2 小川猛(経営4・桐蔭学園高)
#3 冨田直人(経済4・東亜学園高)
#7 小森郁己(経営3・佐賀商高)
#8 舩倉拓登(商3・清風高)
#9 平原隆也(経済3・都城工高)
#16 阿蛭駿(経営2・川崎橘高)
#17 柏田樹(経営1・都城工高)
#18 畑中辰斗(経営1・松阪工高)
第1セット、序盤から勢いに乗る明大に押され、10-15とリードを許す。しかし、タイムアウトで流れを変え、#2小川を中心として6連続得点で16-15と逆転。その後、#18畑中が鋭いクイックを相手コートにたたき込むなどして、ネット際で存在感を示した。#9平原、#16阿蛭も安定した守備力でチームを支える。点を取っては取られてのシーソーゲームが続くも、25-23と接戦を制し、セットを先取する。
ブロックの上からスパイクを打ち込む#2小川(撮影=飯塚恒成・文3)
第2セット、要所でのブロックポイントが流れを引き寄せ、専大ペースで試合が進む。セッターの#8舩倉もネット際でふんばりを見せた。中盤、少し自分たちのミスが目立つも、#2小川、#3冨田がエースの意地を見せ、得点を重ねていく。最後は相手のミスで、25-21とセットを連取した。高いブロックで相手の攻撃を止める#2小川、#18畑中(撮影=福井彩乃・文2)
第3セット、後がない明大が粘りを見せ、序盤からラリーが続く。軟打を織り交ぜ、揺さぶりをかける明大に対し、専大も負けじと#2小川、#3冨田のスパイクや、#7小森の効果的なサーブで攻め、食らいついていく。中盤で逆転すると、#17柏田、#18畑中、2人の1年生も高さを活かしたブロックで立ちはだかり、相手にリズムを作らせない。20点以降は、#2小川が相手に止められないほど、パワフルな攻撃を披露してたたみかけ、見事、ストレートで勝利した。
力強いスパイクで得点を重ねる#3冨田(撮影=福井彩乃・文2)
研究を重ね、明治対策に力を入れてきた分、監督、選手ともに、チーム全体で「勝ちに行く」と意気込んで、今日の試合に臨んだようだ。それが、ストレートで勝利という思い通りの結果につながり、自信がついたに違いない。このまま勢いに乗って、残りの試合でも今日のような専大らしいバレーを見せてほしい。(福井彩乃・文2)
以下はコメント
監督
「取るべきところはしっかり取る。#2小川がよかった。試合を積み重ねて後半に備える。まだ試合の入りが悪いので、作戦・戦術を練る。これから。」
#1平安山主将(経済4・西原高)
「リーグ戦は全体的にぶつかっていく気持ちで臨んでいるが、今週は、ビデオを見て研究したりして、明治対策をしてきた。その勝ちに行く気持ちが表れたのだと思う。明治の攻撃に合わせてブロックを中心に練習してきた。その成果がしっかり出たし、何より最後が良かった。ここで1勝したことで、力がついたという自信につながった。次に向けて、勝ちに行く気持ちで試合に臨むことで、1つでも多くのセットを取り、1つでも多くの試合で勝てると思う。」
#2小川選手
「コートに入る一人ひとりがやることをやって、与えられた決められた役割を出来たと思う。コンビネーションを使ってくるのが明大。いかにブロックを仕掛けていくかが鍵と、ミーティングで話していた。結果的にチームはブロックポイントでの得点が多く、作戦通りにいけた。今日は個人的にサーブミスが多かった。安定した状態にしていきたい。あとは作戦通りにやるだけ。」