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9月14日 秋季リーグ 対國學院大 第1回戦 神宮球場
國學大|000|003|000|3
専修大|000|010|000|1
開幕カードの亜大戦で勝ち点を落とし、迎えた第2週の國學院大戦。開幕投手をつとめた勝田翔紀(商2・大社高)がカード初戦で再び先発のマウンドへ。ランナーを背負う場面もあったが5回まで無失点と好投。
▲開幕戦に続くカード初戦で先発した勝田
打線は5回裏、好調福永裕基(文2・天理高)がヒットで出塁。バントで送り2アウト2塁で3番伊與田一起(経営4・明徳義塾高)。伊與田の放った打球をファーストが処理しカバーに入ったピッチャーにトスするも捕球できず。2塁ランナーの福永が生還し、相手のミスで先制点をあげた。
▲生還した福永を笑顔で迎えるベンチ
先制した次の回をなんとか抑えたい勝田だが2アウト2塁のピンチから國學大・6番諸見里に必死にくらいつかれ、ライト前に運ばれ同点とされる。同点で切りたい勝田だが続く7番松野にライトへ特大の勝ち越しアーチを浴び降板。あとを受け、平間凛太郎(経営4・山梨学院大附高)が連打を浴びるもなんとか無失点で切り抜ける。
専大はチャンスを作る場面もあったがあと一本が出ずに試合はこのまま終わり開幕3連敗。しかし、7回途中からマウンドに上がった堀田竜也(経営3・常葉菊川高)が相手打線を封じ込め無失点に抑え、明日以降へつながる投球を見せた。
以下コメント
齋藤正直監督
「投手陣の調子はだいぶ上がってきている。何より堀田が良かった。松野の本塁打はここに投げちゃだめってとこにちょうど入って打たれたが、勝田も良かった。あとは打線。何とか一発を出せれば変わってくると思う。明日は期待できますね。」
主将森山恵佑(商4・星稜高)
「(今日を振り返って)手応えもあるし練習通りに出来ている。自分たちの首を絞めるような細かい失点につながるミスを(四球、エラーなど)フィールドで出さないようにやっている。厳しいスタートとなっているが、下を向くことなく前を向いて戦う。(個人について)引き付けてセンター方向に打つ練習をしてきた。思い通りには出来ている。(プロ志望届を出したことについて)監督と相談して決めました。(将来はどんな選手になりたいか)自分には長打力がある。小さくならずに怖い印象を与えて、スケールの大きい選手になりたい。」
好投を見せた堀田
「いつでも行ける準備はしていた。タイムリー、ホームランを打たれて逆転されたあとに上がったのでもう点を取られるわけにはいかないという気持ちで投げた。今日に限らず、開幕してから調子は良かった。明日につながると思う。3連敗してしまったのでこれからは全部勝つつもりで臨みたい。」
▲好投した堀田
3安打を放ち、好調の福永
「練習試合でも1番で使ってもらっていたので準備はできていた。なんとか出塁できればと思って打席に入った。調子が良い悪いに関係なく、全力で望んだのが、たまたまいい結果(複数安打)につながったと思う。チーム全体としても調子は悪くないので、明日はしっかり勝ちきれるよう試合に向かいたい」
▲3安打と好調の福永
(文=大河原佳也・文2、写真=大河原、冨樫幸恵・文2)