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5月4日、関東学生ハンドボール連盟 春季4部リーグ・一橋大戦が東経大武蔵村山キャンパスで行われた。前節ついに首位に立ち、優勝をはっきりと視界に捉えた専大。この日もその圧倒的な強さを見せつけ、40-20のダブルスコアで一橋大に勝利した。11日に行われる最終戦に勝利すれば、帝京大の結果次第で専大の優勝となるため、専大はこの日の勝利で優勝に王手をかけたも同然だった。
これまでの試合では、専大は自ら雰囲気を作り出し、会場を支配してきた。そんな専大にとって、一橋大応援団が駆けつけていたこの試合は、初めてのアウェイのような雰囲気の試合となった。
しかし、それでも専大はベンチからも全員で必死に声を出し、相手応援団に対抗した。その甲斐あって、試合は序盤から専大ペースで進むことになる。
6-2と4点差で迎えた前半8分。立山貴生(法4・九州学院高)が相手のパスをカットし、相手ゴールまで独走。相手GKが飛び出したところで技ありループシュートを決めた。その立山は次のプレーではシュートフェイントを見せ、山内康督(法2・桐蔭学園高)の得点をアシスト。この日も立山は変幻自在の大活躍を見せていた。
また、中島俊輔(経済3・専大付高)も右から左からシュートを決める活躍を見せるなど、好調を維持。前半12分には早々とチーム二桁得点を達成した。こうなると専大はもう止められない。
前半を19-11で折り返すと、後半3分には新村友哉(法3・東海大菅生高)の7mスローで22-12。10点差をつけると、その後10点差以内に迫られることなく試合終了。40-20の大勝となった。
また、この日も増田一尊(経済3・専大付高)がワンポイント7mスローをきっちり決めるなど、これまで控えに甘んじていた選手たちの出番も増えてきた。そういった選手たちも含め、出場選手全員が活躍を見せている現状を、新村主将は「チームの好調の証」と話す。
次戦はついに最終戦。11日に東経大武蔵村山キャンパスで学習院大と対戦する。勝利すればほぼ優勝が決まるという大一番は、2位・帝京大の試合の直後に行われる。
以下は選手のコメント
新村主将
「あと2勝しなければいけないので、絶対勝とうと思っていた。みんなで気持ちを一つに、全員一丸となれた」
「よく声を出せていたので、自分たちのペースで戦うことができた。(次戦も)絶対勝って、3部に戻りたい。そのためにみんなで協力して、力を合わせて戦う」
(安江 祐輔・経済3)