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4月17日に関東大学リーグ戦セブンズ「第30回 SEVEN A SIDE」が行われ、専大は拓殖大学八王子グラウンドで行われたAブロックにおいて見事準優勝を果たした。
○出場登録選手
1 吉國 貴一(経営3・常翔学園高)
2 奥田 一哉(商4・専大松戸高)
3 松土 治樹(経済3・日川高)
4 池田 大芽(経営3・秋田中央高)
5 光吉 謙太郎(商2・佐賀工高)
6 田辺 雅文(経営4・長崎北陽台高)
7 黒川 ラフィ(経営4・筑陽学園高)
8 小田 生樹(商3・佐賀工高)
9 中島 陸斗(商3・東福岡高)
10 木元 慎也(経営2・長崎南山高)
11 野口 宜裕(法2・早稲田摂陵高)
12 種田 宙至(商3・湘南工科高)
13 徳田 隆之介(経営3・東福岡高)
14 夏井 勇大(商1・秋田中央高)
この大会は専大の出場する今年度唯一の7人制ラグビーの大会であり、初戦の勝敗によって勝者を「Championship」、敗者を「Consolation」と2つのトーナメントに分けてそれぞれ頂点を目指す大会である。
また昨秋のリーグ戦において2部降格となってしまった専大にとっては、1部のチームにリベンジする格好のチャンスとなる大会である。
激しい風雨の中で始まった初戦の相手は、昨季リーグ戦で敗れている1部中大。開始から順調にパスが繋がった専大は、小田のトライなどで前半を19-7で折り返すも、後半は中大も追い上げを見る。一時は5点差まで詰め寄られるも、最後は池田のトライで突き放し33-21で勝利。Championshipへと駒を進めた。
拓大を迎えたChampionship1回戦では守備が光り、終始敵を後ろに抜けださせない試合運びで22-0で完封勝利を収めると、続くChampionship2回戦はリーグ戦において13-67と大敗を喫している強豪の流経大戦。試合は開始直後から2トライを連取され、1部2位に格の違いを見せつけられる。しかしそのまま試合を持っていかれることはない。すぐに松土のトライ、そしてゴールも決まり点差を詰めると、前半の終了前にもトライを決め前半のうちに逆転に成功。12-10で折り返す。後半も取って取られてのシーソーゲームが続く。開始直後にトライを決められ逆転を許すも、池田のトライで再逆転。さらにはこの日たびたび光るプレーを魅せている野口もこれに続き数人を抜き去りトライ。最後には流経大に2点差まで詰め寄られるも、なんとかリードを守り抜いて22-20で辛勝しリーグ戦のリベンジを果たした。
Championship決勝はリーグ戦覇者の東海大を相手に、終始リードを許すもなんとか食らいつき、前半を14-17で折り返す。後半粘り切ることができず、24-39で惜敗してしまうが、専大のラグビーを1部チームに見せつけるには十分な大会となった。
試合後 村田亙監督
「この大会のターゲットとしていた流経大に勝つことができ良かった。雨風が強くミスが起きやすいコンディションであったが、その中でも専大らしいセブンスの試合ができた。春季大会では、去年に引き続き今年も全勝し2連覇をしたい」