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4月19日、関東学生ハンドボール連盟春季4部リーグ戦の拓大戦が東経大国分寺キャンパスで行われた。専大は30-17で拓大を圧倒し、今季初勝利を挙げた。
序盤戦はどちらにも中々得点が入らず、膠着状態に陥りかけていた。しかし、そんな雰囲気を破ったのは専大の主将・新村友哉(法3・東海大菅生高)だった。4-4で迎えた前半14分、味方のシュートが相手に阻まれたこぼれ球にいち早く反応した新村は、手にしたボールをそのまま相手ゴールへ叩き込み、勝ち越しとなる得点を挙げた。
このゴールで流れを完全に引き寄せた専大は、その後常に2点以上のリードを保ち、有利に試合を運んでいく。25分には10-9と1点差に迫られるが、立山貴生(法4・九州学院高)が矢のようなシュートを相手ゴールに突き刺し、すぐさま2点差に。立山はその後も止まらず、連続ゴールを決めて13-9と拓大を突き放す。
結局、前半は13-10の3点リードで折り返した。
後半開始早々、専大は相手に7mスローを与えてしまうが、これをGK・清水亘(商2・桐光学園高)が防ぎ、チームを活気づける。これで波に乗った清水は、その後も好セーブを連発。拓大に1点すらも許さない。
その間に専大は得点を重ね、スコアは19-10に。後半10分、ついに後半初の失点を喫するも、直後に新村が1点を取り返し、相手にペースを握らせない。この試合、新村は要所で確実に得点を挙げ、拓大に試合の主導権を握らせなかった。
その後はほとんど連続失点もなく、後半20分には28-14のダブルスコアとするなど、拓大を圧倒。試合終了時のスコアは30-17だった。
この日の勝利で1勝1敗とし、さらに得失点差もプラスにした専大。この勢いそのままに、20日に同会場で行われる東経大戦でも白星を重ねたいところだ。
(安江 祐輔・経済3)