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2014.04.13
野球
東都大学春季リーグ 日大戦第2戦 先発・角田の圧巻の16奪三振で完投勝利!!
4月13日、伊勢原の専大グラウンドで日大戦第2戦が行われた。初戦の接戦を落とし、後がない専大。先発・角田皆斗(商4・栃木工高)が16奪三振の好投を見せ完投し、1勝1敗に持ち込んだ。打順変更も功を奏し今季初の2ケタ安打を記録し、投打がかみ合ったゲームとなった。
先制点が欲しい専大は初回から積極的に攻める。1番・重野雄一郎(経営3・専大松戸高)がレフト前ヒットを放ち出塁。1死2塁と手堅くランナーを進め、回ってきたのはここ2試合連続ヒットを放ち、徐々に調子を上げてきている3番・荒木翔平(経営4・横浜高)。カウント1-1から打った打球はレフト前へ落ち、さらにレフトの失策の間に1番・重野が先制のホームを踏む。なおもチャンスは続き、四球、ヒットでつないだ2死満塁の場面で7番・渡辺和哉(経営3・文星芸大附高)がショートへの強烈な打球でエラーを誘い、さらに1点追加。この回2点を奪い、順調な滑り出しを見せた。
2点のリードをもらい、マウンドに上がったのは先発・角田。初回・2回と順調な立ち上がりを見せていたが3回裏、流れは相手に傾きかけていた。先頭打者に2塁打を許すと、2死3塁からレフトに運ばれ、1点差となる。なんとか後続を三振に抑え3回を終えた。
4回表、1点差に詰め寄られた専大は追加点で流れを引き寄せたい場面。ここで先頭打者、7番・渡辺が魅せる。初球を迷わずに振りぬいた打球は完璧な当たりだった。一直線にレフトスタンドへ飛んだのを確認した渡辺はゆっくりとダイヤモンドを一周した。今季初安打をソロ本塁打で飾り、3-1と再び2点差に広げた。
5回表、さらにダメ押しの追加点を奪いたいところで再びチャンスは専大に巡ってきた。2番手・河野にスイッチした日大の隙をつき、四球、ヒットで無死1・3塁の好機がやってきた。バッターは監督にバッティング力を買われ、今季初スタメンマスクを手にした児玉朋之(商4・崇徳高)。カウント1-2から1・2塁間への鋭い打球はタイムリー内野安打となり追加点。さらに1死2・3塁から再び7番・渡辺のバットが火を噴いた。カウント1-0から放った打球は2点タイムリーツーベースとなり6-1でリードを5点に広げる。この回3点をとり、先発・角田の好投を支える貴重な追加点となった。
先発・角田は5回裏でソロ本塁打を許すも、内外を使い分けた丁寧なピッチングで6回以降は無失点の好投を見せていた。そして最終回、固唾を飲む試合展開となった。先頭打者2番・山崎に初球をレフト前に運ばれ、続く3番・京田の打球をサード・福田が痛恨のエラー。無死1・2塁となり球場の空気は一変していた。続く5番・中山をフルカウントから空振り三振を奪ったものの、6番・幸田に内野安打を許し1死満塁となりピンチは続く。代打・根岸がコールされ日大が優勢に見られたが、今日の角田は動じることはなかった。8回までわずか2失点に抑えてきた自信と仲間がとった6得点の援護点が彼を支えた。フルカウントから見逃し三振で2死満塁とし、あと一人。一発が出れば同点の場面…緊張が球場を包んだ。カウント2-2からの5球目。バットは空を切り、ゲームセット。初回から毎回三振を奪い、終わってみれば圧巻の16奪三振。角田は完投を成し遂げ、今季初勝利を手にした。
6-2で勝利した専大は今季初勝ち点をかけて第3戦に臨む。
専大|200 130 000|6
日大|001 010 000|2
斎藤正直監督のコメント
「終盤にチャンスが回ってくると思っていた。今まではそこで打線がつながらなかったので、攻めの打順にした。今日の試合では序盤から打線がつながって、全体的に調子が上向きだったのがよかった。負けた分、勝ちを伸ばしていくつもりで明日も臨みたい。」
(齊藤麻莉奈・経営2)
先制点が欲しい専大は初回から積極的に攻める。1番・重野雄一郎(経営3・専大松戸高)がレフト前ヒットを放ち出塁。1死2塁と手堅くランナーを進め、回ってきたのはここ2試合連続ヒットを放ち、徐々に調子を上げてきている3番・荒木翔平(経営4・横浜高)。カウント1-1から打った打球はレフト前へ落ち、さらにレフトの失策の間に1番・重野が先制のホームを踏む。なおもチャンスは続き、四球、ヒットでつないだ2死満塁の場面で7番・渡辺和哉(経営3・文星芸大附高)がショートへの強烈な打球でエラーを誘い、さらに1点追加。この回2点を奪い、順調な滑り出しを見せた。
2点のリードをもらい、マウンドに上がったのは先発・角田。初回・2回と順調な立ち上がりを見せていたが3回裏、流れは相手に傾きかけていた。先頭打者に2塁打を許すと、2死3塁からレフトに運ばれ、1点差となる。なんとか後続を三振に抑え3回を終えた。
4回表、1点差に詰め寄られた専大は追加点で流れを引き寄せたい場面。ここで先頭打者、7番・渡辺が魅せる。初球を迷わずに振りぬいた打球は完璧な当たりだった。一直線にレフトスタンドへ飛んだのを確認した渡辺はゆっくりとダイヤモンドを一周した。今季初安打をソロ本塁打で飾り、3-1と再び2点差に広げた。
5回表、さらにダメ押しの追加点を奪いたいところで再びチャンスは専大に巡ってきた。2番手・河野にスイッチした日大の隙をつき、四球、ヒットで無死1・3塁の好機がやってきた。バッターは監督にバッティング力を買われ、今季初スタメンマスクを手にした児玉朋之(商4・崇徳高)。カウント1-2から1・2塁間への鋭い打球はタイムリー内野安打となり追加点。さらに1死2・3塁から再び7番・渡辺のバットが火を噴いた。カウント1-0から放った打球は2点タイムリーツーベースとなり6-1でリードを5点に広げる。この回3点をとり、先発・角田の好投を支える貴重な追加点となった。
先発・角田は5回裏でソロ本塁打を許すも、内外を使い分けた丁寧なピッチングで6回以降は無失点の好投を見せていた。そして最終回、固唾を飲む試合展開となった。先頭打者2番・山崎に初球をレフト前に運ばれ、続く3番・京田の打球をサード・福田が痛恨のエラー。無死1・2塁となり球場の空気は一変していた。続く5番・中山をフルカウントから空振り三振を奪ったものの、6番・幸田に内野安打を許し1死満塁となりピンチは続く。代打・根岸がコールされ日大が優勢に見られたが、今日の角田は動じることはなかった。8回までわずか2失点に抑えてきた自信と仲間がとった6得点の援護点が彼を支えた。フルカウントから見逃し三振で2死満塁とし、あと一人。一発が出れば同点の場面…緊張が球場を包んだ。カウント2-2からの5球目。バットは空を切り、ゲームセット。初回から毎回三振を奪い、終わってみれば圧巻の16奪三振。角田は完投を成し遂げ、今季初勝利を手にした。
6-2で勝利した専大は今季初勝ち点をかけて第3戦に臨む。
専大|200 130 000|6
日大|001 010 000|2
斎藤正直監督のコメント
「終盤にチャンスが回ってくると思っていた。今まではそこで打線がつながらなかったので、攻めの打順にした。今日の試合では序盤から打線がつながって、全体的に調子が上向きだったのがよかった。負けた分、勝ちを伸ばしていくつもりで明日も臨みたい。」
(齊藤麻莉奈・経営2)