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4月4日からダイドードリンコアイスアリーナにて、秩父杯第59回関東大学アイスホッケー選手権大会が開幕した。初戦の相手は、同じ一部Aに属する慶大。新チームで迎える初の試合であったが、スピードをつけるための下半身の強化やシュートの決定力など、課題が露呈する試合となった。
第1ピリオドが始まり早々、慶大に先制されると、ここから慶大のスピードある攻撃により一気に4点差となる。専大は果敢に攻撃を仕掛けるが、シュートの決定力が欠けており、慶大に追いつくことができない。4点リードされたまま、点差を縮めることができず第1ピリオドを終えた。
第2、3ピリオドでは、自分たちの形を崩さなかったものの流れをつかむことができない。シュートチャンスもあったが、点に結びつけることができず試合を終えた。
今回は慶大に完敗だったが、専大にとって果敢に攻めていくことが今までとは違う慶大との戦い方であるなど、次につながるプラス材料が見つかった。今回の敗戦で見つかった課題を克服していくことが、今後のチームの鍵となっていくだろう。更なるチームの成長に期待したい。
♯34前田健一主将(4・東北高)
「今日はスロースタートだったことで、慶大のプレッシャーにやられた。だが、チーム全体にまだやれるという気持ちが絶えずあったことがよかった。春の大会が始まったばかりでもあるので、これからスピードをつけていきたい」
▲FWの前田主将
《試合経過》
1stperiod (0-4) shoot(10-19)
1:43(k) #26 GOAL! 0-1
7:37(k) #10 GOAL! 0-2
12:42(k) #10 GOAL! 0-3
13:47(k) #9 GOAL! 0-4
2ndperiod (0-5) shoot(12-9)
1:13(k) #13 GOAL! 0-5
(石田美紀 法・2 写真=吉野瞳 文・3)